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第37話
「光輝を例の部屋へ」
そう執事に言うと、俺は上半身のシャツがはだけ、下半身脱がされた状態でフランケンシュタインのような見た目の執事にお姫様抱っこされて運ばれている。
赤司はウキウキした足取りで俺達の前を歩くと、赤司の部屋の隣室に俺は運び込まれた。
猜疑心と警戒心の強いこいつが、自分の部屋の隣に俺を運び込む事だけでも驚きだったが
「光輝、今日からお前の部屋は此処だ」
そう言ったのだ。
俺はそのまま部屋の奥の浴室へと運ばれ、フランケンシュタインのような大男に身体を隅々まで洗われた。
こいつは長年赤司に仕えていて、赤司の絶対的信頼を得ている。
頭の先から足の指先まで洗うこいつに
「なぁ……男の身体を洗って面白いか?」
と何気無く聞いてみると、恭しく俺の足を抱えて足の甲にキスをすると
「貴方の身体に触れられるなら、どんな立場でも構わないです」
そう呟いた。
堅物で真面目なこいつが……?
一瞬、驚いて固まると、
「旦那様が、ご褒美に貴方を抱かせて下さると……。ずっと…ずっと…この日を待ってた」
そう言いながら、俺の指を1本ずつしゃぶり始めた。
「おい、止めろ!赤司様に知られたら……」
そう呟いた瞬間、浴室のドアが開いた。
そこには赤司が立っていて、俺が硬直していると
「なんだ、石地。待ちきれないのか?」
そう言って、小さく微笑んだ。
「光輝、石地が今まで色々と貢献してくれてね。褒美に何が欲しいかと聞いたら、お前だって言うんだよ。他の奴なら八つ裂きにしてやる所だが、こいつの忠誠心は貴重だからな」
そう言って俺の顔を撫でた。
「今まで、誰にも興味を示さなかった石地まで魅了するなんて、本当に光輝は私の最高傑作だよ」
と呟いた。
「今までは、私とアキラが相手だったからな。これからは、私と石地で毎晩お前を可愛がってやるから安心しなさい」
そう言われて、目の前が真っ暗になる。
石地は俺の身体を綺麗にすると、タオルで宝石を拭くように丁寧に身体を拭う。
そして再びお姫様抱っこをすると、ベッドへと俺を下ろした。
「さぁ、光輝。久しぶりに、お前の身体を味合わせておくれ!」
赤司はそう言うと、腰を抱き寄せてキスをして来た。
舌を絡ませ吸い上げられていると、双丘に手が触れて撫でなれ、左右に開かれて舌を這わされた。
驚いて逃げようとした腰を捕まれ、最奥の蕾に舌を差し込まれた。
「んんっ!」
驚いて悲鳴を上げると、赤司の唇が離れ
「気持ち良いか?光輝」
そう言って俺の頬をバロリと舐めた。
そして赤司が顔中を舐めている間、石地はピシャピシャと音を立てて舐めた後、ゴツゴツとした太い指を差し込み抜き差ししながら、その先の双果へと舌を這わす。
そして1つずつしゃぶり始めたのだ。
「止め……ろ……っ!」
思わず呟いた俺に、赤司は楽しそうに笑うと
「光輝、気持ち良いのか?久しぶりに、そんな反抗的な言葉を聞いたぞ」
そう囁き
「それとも……入院生活で、忘れたのかな?なぁ……光輝よ」
そう言って俺の耳を舐めた。
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