～主な登場人物紹介～ ・村雨　真樹（むらさめ　まさき）……25歳。製薬会社の営業。ある理由から雨の日は体調不良になりがちだったが、春海のおかげで最近は雨の日も普通に過ごせるようになってきた。春海のことが大好き。春海ともっとイチャイチャしたいけど、春海に無理をさせたくないので自制している。 ・春海　律（はるみ　りつ）……29歳。カフェ『レインドロップ』の店主。祖父の後を継いで店を切り盛りしている。常連客からは「マスター」や「りっちゃん」と呼ばれる。【共感力】が強いが、普段はあまり影響を受けないようにコントロールしている。村雨にべた惚れだが、恋愛に疎いので恋愛についてもっと勉強しようと思っている。 ・先生……近所に住む常連客。昔学校の校長先生をしていたらしく、みんなに『先生』と呼ばれている。春海と村雨の関係に気づいている。 ・熊田　剛（くまだ　つよし）……村雨の職場の先輩で、村雨の元教育係。強面でガサツだけれども、本当はとっても面倒見のいい優しくて素敵な先輩。雨の日が苦手な村雨をよくフォローしてくれる。 ・重(しげ)さん、勘(かん)ちゃん、三(さん)ちゃん……先代からの常連客トリオ。春海にとっては親戚のおじさんのような存在で、三人も春海をわが子のように大切に思っている。が、大切に思うあまり、勝手に暴走して春海に怒られることも…… ・朝陽　照子（あさひ　てるこ）……村雨の伯母（母の姉）。妹夫婦が亡くなった後、忘れ形見の村雨をひきとって我が子同様に育てた。村雨が朝陽姓になっていないのは、村雨の意思を尊重したため。今でも、村雨のことを心配してしょっちゅう連絡を取り合っている。村雨と春海のことを知ってもあまり驚かなかったのは、自分も過去にいろいろとあったかららしい。 ・多田　理恵（ただ　りえ）……31歳。春海の幼馴染。勘ちゃんの孫。今は他県に嫁いでいる。春海の恋の相談相手。 New!・春海　亮介（はるみ　りょうすけ）……48歳。春海の父の弟。祖父とは反(そ)りが合わず、イギリスで結婚し、紅茶の専門店を開いている。嫁のスザンヌとは、前の夫との子を妊娠していることを承知で結婚した。 New!・春海　マリア（はるみ　まりあ）……20歳。亮介の嫁（スザンヌ）の連れ子。血がつながっていないことは知っているが、生まれた時から亮介に育てられているので、自分の父親は亮介だと思っている。幼い頃から律のことが好きで、ずっと大きくなったら結婚すると思い込んでいた。結婚するために日本のことを猛勉強し、4月から一年間日本の大学に留学するためやってきた。 ＊登場人物が増えたら、その都度更新していきます。