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1.決戦は社員旅行
準備はできた。
中もキレイにしたし、後輩も眠っているし、周りの有象無象も深く眠っている。
コンドームもローションもタオルもティッシュも用意した。これで誰にも知られずに後輩のイチモツを受け入れることができるだろう。
俺は仰向けで眠っている後輩―岡貴臣 からそっと掛け布団を剥がし、浴衣の前をはだけさせた。黒のボクサーパンツから震える手で彼のイチモツを取り出す。まだふにゃふにゃしているが十分に大きかった。
「こんなデカいの入るかな……」
小声で呟いて、片手で岡のイチモツをしごく。もう片方の手にはローションをまぶし、自分の尻の穴を探った。
「んっ……」
指の一本ぐらいなら簡単に受け入れる尻穴を三本入るまで拡張していく。岡ほどではないが普通のイチモツサイズのディルドでなら何度もアナニーしたのだ。ちょっと苦しいかもしれないが、惚れた男のイチモツを受け入れたいと思うのは当然だろう。
尻穴を拡張し、立たせた岡のイチモツの上に狙いを定める。膝立ちで、体重をかけないようにするのはなかなかに難しい。
「……あ、入った……」
岡自身の亀頭をくぱあと開かせた尻穴で包み込む。そのまま腰を落とそうとするがうまくいかない。多分自分の指の長さぐらいは入ったと思うのだが、岡のイチモツはデカいだけでなくかなり長さもあった。
「キツ……ふと……」
はあはあと息を荒げながら、どうにか最後まで受け入れようと腰を小刻みに揺らす。気持ちいいかと聞かれるとなんともいえない。中の違和感がすごく、でも好きな相手のイチモツだと思うとそれすらも……というかんじである。いや、俺はMではないはずだ。いいかげん支えてる膝というか太ももがつらい。
「やっぱ、ムリ? かな……」
情けないことを言いながらもどうにかして最後まで受け入れる方法がないかと思った時、
「……そんなこと言わないでくださいよ。手伝いますから」
ふいに、身体の下から聞きなれた後輩の声がした。
「……え?」
閉じていたはずの目が、開いている。それは普段の優しい目と違い、ぎらぎらと欲望に輝いていた。岡はニヤリと笑うと、俺の太ももを両手で上からぐっと押した。
「あっあーーーーっっ!?」
ずぶずぶと奥まで入ってくる凶悪な岡自身に今まで拡張したことがないところまで開かれ、俺は思わず声を上げた。
「え? ああっ! な、なん、で?」
「それは僕の科白ですよ。なんで尊敬してる先輩が僕の上に乗っかってるんですか。ちゃんと説明してくださいっ」
「あっ、動かす、なあっ……!」
俺はそのまま岡に延々と犯され、岡に乗っかるまでの経緯を全て白状させられたのだった。
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