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18.後輩のお宅でお泊りです

 火曜日は浮かれすぎてポカをしないか心配だった。注意しすぎたせいか仕事がギリギリまでかかってしまいひやひやした。俺がそんな状態だったのはみなに伝わっていたらしく、部長に「何かいいことでもあったのかな?」と声をかけられてしまったりした。俺ってなんてわかりやすい。  やっと退勤の時間だー! と準備をし、いそいそとジムに向かう。岡と一緒に出てもよかったがそれだとへんな顔をされてしまうかもしれないので、別々に向かうことにした。もちろん着けば思い思いにトレーニングをして合流である。一時間弱身体を動かし、シャワーを浴びて岡と共にジムを出た。 「夕飯は僕のうちでいいですね?」 「ああ、楽しみだ」 「簡単なのしか用意しませんよ?」 「作ってくれるってだけでありがたいさ」  7時前に岡の住んでいるマンションに着いた。初めての訪問である。岡が一人暮らしとは聞いていたからそれほど緊張はしていないが、俺の住んでいるマンションより高そうなところだなと思った。 「大学の時に父が亡くなりまして、その遺産で買ったんです。母と弟は別のところに住んでいます」 「へえ、そうだったのか。それはなんというか……」 「気にすることはないですよ」  中に入ってみるとファミリータイプの広い家だった。角部屋で3DKもある。この広い家に一人で住んでいるのかと思ったら少し寂しいんじゃないかと思った。 「荷物は適当に置いてください。ジャケットはこちらへ」  岡が俺の上着を受け取りハンガーにかけてくれた。なんというか、至れり尽くせりである。 「TVでも見て待っててくださいね」  岡はお茶を淹れると、そう言って台所に行った。一人暮らしでお茶を淹れるとか、丁寧な暮らしをしているのだなと思う。  ほどなくして台所に呼ばれた。サラダにナポリタン、スープとメンチカツというメニューだった。 「ほとんどインスタントか惣菜ですけど」 「いやいや、十分だよ」  俺なんか家ではカップ麺や冷凍パスタ、パンぐらいしか食べていない。たまにコンビニでサラダを買うぐらいで食生活はひどいものである。肉っぽいものも食べたかったのでメンチカツは嬉しかった。ナポリタンもトマトケチャップで真っ赤というものではなく、トマトをみじん切りにしたものが上に乗っかっていた。トマトソースにトマトのみじん切りを混ぜたものらしい。 「都内のレストランで食べたんです。トマトケチャップで絡めるよりおいしいかなと思って」 「うん、うまい!」  一般的なナポリタンも好きだが、岡が作ったのもおいしかった。  こういうのを女子力というのだろうか。岡は脱ぐとしっかり筋肉がついているのはわかるが、着やせするらしく優男に見える。柔らかい雰囲気なので料理ができてもおかしくなさそうなイメージはあるが、その真髄は夜にあると俺は知っている。  岡の料理に舌鼓を打ち、食休みをしてから俺はトイレと風呂場を借りることにした。 「あの、準備してくる……」 「はい。寝室で待ってますね」  この準備をするというのがマヌケだなと思うが、元々受け入れる場所ではないのだから仕方ない。岡の家で身体の準備をすることは事前に確認していたので問題はなかった。  念入りに準備して、用意されていたバスローブを羽織り寝室の扉をノックした。すぐに扉が開く。 「終わりました? じゃあ僕もシャワー浴びてきますね」 「ああ」  岡は俺の尻を下からねっとりと撫でた。 「あっ」 「ここは僕がほぐしますから、先輩は自分で乳首をいっぱいいじっててくださいね」 「ええっ?」  耳元で囁かれ頬に熱が上がる。乳首をいじる、なんて。  昨日はさすがにアナニーはしなかったが、日曜日はアナニーしながら乳首をいじっていた。もう尻穴だけじゃなくて乳首も同時にいじらないと物足りない。だけど俺の手は二個しかないから電動ディルドで尻穴を刺激しながら乳首をいじるしかなくて。  両乳首を摘みくりくりする。それだけで俺自身に甘い感覚が走り、尻穴はきゅうんとなった。早く岡のイチモツで尻穴を貫かれたい。ずっこんばっこん激しく犯されながら乳首をいじったらどれだけ気持ちいいだろう。想像するだけで涎が垂れてきそうだった。  そして。 「お待たせしました。先輩、すっごいエロい顔してますね」  岡が寝室に戻ってきた。俺の尻穴が期待してきゅんきゅんする。 「家でアナニーしました?」 「し、した……」 「その時乳首もいじりましたよね?」 「うん……あっ……」  岡が俺に覆いかぶさってくる。俺の手の上から岡は乳首をいじった。 「いっぱいいじって大きくしてください。僕に抱かれないといられない身体になってくださいね」 「ああっ!」  そう言いながら岡の指が俺の尻を割って尻穴を撫でる。  大人の時間の始まりだった。

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