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42.気持ちよすぎるから勘弁してほしい

 精神的に疲れた身体にムチ打って中を洗浄した。安田の手がわきわきしているのがとても困る。ジト目で睨んでやると安田は笑った。  ベッドに倒れ込み、安田と口付ける。長く太い舌が口腔内に強引に入ってくる。蹂躙されている感が強い。キスが巧みなのがむかつくなと思いながら、腰に巻いたバスタオルも取り去られて俺自身を握られてしまう。 「んんっ……!」  口付けをしながら俺自身をしごかれる。そうしている間に岡が片付けを終えて戻ってきた。 「んっ、んっ……んはぁ……」 「また後でな」  安田が笑んでそう言い、シャワーを浴びにいった。岡が俺を眺め、満足そうに笑んだ。 「先輩、素敵です……」 「あ、あんまり見るな、よ……」 「安田さんにキスされて、ちんちんしごかれて感じてる先輩、すごくかわいいです……」  口にされるとすごく恥ずかしい。全身がカァッと熱を持つのを感じた。 「もう、こんなに赤くなって……恥ずかしいんですね?」 「そ、そりゃあ……」  そんなことを言われて恥ずかしく思わない人間などいないと思う。俺は太ももを擦り合わせた。 「先輩、大好きです。だから……」  岡がそう告白しながら覆いかぶさってきた。 「後で、(あらた)さんと何を話していたか教えてくださいね?」 「あっ……!?」  乳首を摘まれ、くりっと捻られて思わず声が出てしまう。新に話しかけられていたのを岡が見ていたらしい。あまり話したい内容ではないが白状させられてしまうのだろう。  岡が両方の乳首をくりくりといじる。そして片方の乳首に顔を落とし、ちゅううっと吸った。 「んんっ……」 「乳首、シャツにこすれるだけで感じちゃうぐらい敏感になる人もいるらしいですよ」  甘噛みしたりしながらそんなことを言わないでほしい。 「そうしたら毎日たっぷりいじってあげないといけませんよね……」 「あっ、あっ……」  岡はもう片方の乳首も舐めて潤わせる。そしてくにくにと乳首を揉んだ。 「乳首だけでイッちゃう先輩もかわいいとは思いますけど、やっぱり僕たちのちんちんで感じてるのを見たいかも」 「あっ、しゃべる、なぁっ……」  乳首を舐めたりしゃぶったりしながらそんなことを言うのはやめてほしい。安田が戻ってきた時、俺はもうすっかりできあがっていた。 「安田さんにしっかり、先輩のえっろい穴をほぐしてもらってくださいね」  岡はそう言ってシャワーを浴びにいった。もうなんていうか、エロすぎて嫌だ。俺はいたたまれなくなって両手で顔を覆った。 「どこまでされたんだ?」 「……乳首、いじられた」 「岡って乳首好きだよな」  安田が俺の乳首をきゅっと摘む。 「ああっ……」 「このかわいい乳首もいいけど、俺はケツマンの方がいいな」  くにくにと乳首を揉んでから俺の足を持ち上げる。とりあえずいじるってのもやめてほしい。  仰向けの状態で尻を持ち上げられ、足を曲げさせられる。そうすると俺自身と尻が丸見えで、尻穴を舐めようとする安田の顔がよく見えた。 「苦しっ……」 「んなことないだろ」  安田の舌がべろべろと俺の尻穴を舐め始めた。そうしながら反応している俺自身を掴みコンドームを被せる。それが終ると尻たぶを開き、舌を尖らせて尻穴にぐにぐにと入れ始めた。 「あっ、あっ……」  濡れた感触にはなかなか慣れない。口唇で俺の尻穴を覆うようにしながら長くて肉厚の舌を入るだけ入れてしまう。そうして中をべろべろと舐められるのだからたまらない。腸壁を舐めながら舌を出し入れされる快感に俺は身悶えた。 「あんっ、あんっ、あんっ……」  こんなの声を殺すだけ無駄で、素直に快感を受け取った方がいい。アナニーが高じてこうなったのだ。尻穴をたっぷりいじられるのはもう快感でしかない。安田は唾液で中をべちゃべちゃにしてからやっと顔を上げた。ニヤリとした顔が色っぽい。そして太い指にローションを塗りたくり、二本ずぶっと突き入れた。 「ああっ……」 「エロマンガとかで触手モノとかあるだろ? 智がああいうのでめちゃくちゃ感じる姿とか見たいよな」 「なっ、何言って……ああんっ!?」  指でずちゅずちゅと尻穴を穿ちながら安田がとんでもないことを言う。そんなものがあってたまるか。すぐに指は三本に増えて圧迫感が増したが、入口は喜んで安田の指を締め付けた。 「智のケツマンサイコーだよな」  安田は中で指を開いたりと尻穴をいじり倒してからローションを塗ったディルドをずぶりっ! と突き刺した。 「ひぃいいいんっ!?」 「女のマンコよりえろいケツマンってどうなんだよ。智エロすぎるぜ」  ずっちゅずっちゅとディルドで尻穴を拡張される。安田や岡を受け入れる準備とはいえ俺は感じまくっていた。 「先輩、すっごく気持ちよさそうですね」  いつ戻ってきていたのか。岡が嬉しそうに俺を横から眺める。 「お尻の穴だけでこんなに感じて……本当に先輩ってばかわいい……」  うっとりしたように言いながら乳首を摘まれて、俺はその刺激でイッてしまった。 「やっ、ああああんっっ!」 「智、ケツマンだけでイケよ~」  安田が鬼畜なことを言う。そりゃあ尻を犯されるのはたまらなく気持ちいいのだが、ディルドでは刺激が足りない。だが岡も安田もイッたばかりの俺を気遣うなんてことは全くないので、ずるりとディルドが抜かれたかと思うと、安田自身をずぶん! と上から突き入れられてしまった。 「あひいいいいいいいいっっ!?」  長い安田のイチモツが更にずぶずぶと奥を目指す。 「やっ、だめっ、待っ……はああああんっっ!?」  イッて敏感になっているのに奥はだめだった。岡ので届かないほどの奥にも性感帯があるのだ。そこをぐりっと抉られたら……。 「先輩、エロすぎ……」  涙と涎でぐちゃぐちゃになっている顔をちゅ、ちゅと岡に口付けられる。びくびくーっと身体を震わせて俺はまたイッてしまった。 「智の中、すっげ気持ちいいッ!」 「あっ、動かなっ、あひっ、ひいいんっっ!?」  ずるずるとぎりぎりまで抜かれてまたずぶん! と突き入れられる。だからイッてすぐはだめだというのに、コイツらは全く人の話を聞かない。岡は両方の乳首をいじってるし、安田はずっこんばっこん俺の尻穴を蹂躙してるしめちゃくちゃだった。  気持ちよすぎてとてもつらいから、もう少し手加減してほしい。

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