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雪と蝶~おまけ~1

 内湯から上がり、シャワーを浴びながらハルの指先が俺の中をゆっくりと解し続けている。  部屋に戻るまでに仕上げたいというハルの抜かりない行動にされるがままの俺。せっかくの旅だしハルが喜ぶならと、寛大な心でいた矢先、つぷりと何かが押し込まれた。ギョッして後ろを振り返ると、ハルは嬉しそうに目を細めて微笑みながら、俺の後孔に埋め込まれた何かを更に奥まで押し込んだ。  指、じゃない。 「お前っ、何入れ……う、あっ!」  奥まで入った何かが突然ブルブルと揺れ出した。 「完全防水だから大丈夫」  そーいう問題じゃねぇ!こいつ、玩具入れやった……! 「や……抜けばかっ……ふっ、あっ、」  ずるりと落ちかける俺の身体を背後から抱きしめ、俺の息子に手をかけるハル。 「せっかく解したし、部屋に戻るまでこれで我慢して」 「ばっ、アホかいらねーよっ! てめ勝手に……」 「こっそり用意しておいて正解だったな、省吾めちゃめちゃ感じてる。ここもすっかり元気」  ハルの長い指先が、半勃ちの俺のものを緩く握る。ビクビクと立ち上がり、先端から先走りがトロリと溢れ出る自分に気づき、羞恥でしにそうになる。 「へんなモン仕込むんじゃね……」 「ローターだよ」 「冷静に言うな早く抜けっ! あっ」  振動が激しくなり思わず腰をくねらせると、それは更に奥へと侵入していく。  立ったまま背後から胸の尖りをつまみ上げられ、ぬめりを帯びた息子の先端を押し潰され弄られているうちに、恥ずかしさより気持ち良さが上回ってくる。 「省吾、エロいな。ほら見て、自分の顔」  鏡に映る自分と、俺を弄るハルの姿を見た瞬間全身が熱くなり、目をつぶると更に刺激を感じて気が付けば喘ぎ声を漏らしていた。 「こんな顔、俺以外の誰かに見せたら……許さないからね?」

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