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雪と蝶~おまけ~2
「省吾、部屋まで待てない?」
「はっ……中の、とれって……」
「駄目」
「あっ、気持ち良……ん」
「省吾の声で俺が我慢出来なくなってきた」
「待っ、やっ……!」
ヌルリと押し込まれる感覚に焦る。
「ばっ、入ってんのに入れんな……う、ああっ」
「省吾の中、震えてて可愛い」
震えてんのは俺じゃねえ、変な玩具だっ!
「やっ、あっ、ハ、ハルっ」
ハルの手で扱かれる俺のものは耐え切れず、吐き出そうとした瞬間、根元をぎゅうと締め付けられた。
「ひゃ、あっ」
イキたいのに、イケない。更に後ろから攻められ、気持ち良すぎて、気がおかしくなる。
「ハルっ手離し……あ、あん!」
「大丈夫、省吾、イケるよ、気持ち良くなって」
「無理っやだ……や、イキたい、ハル」
「後孔だけで気持ちよくなって、省吾」
「や、だっ……あ、あ、やだ、ああっ」
それでも手を離してくれない。
ハルの硬い屹立にガンガン突かれ、奥まで入り込んだローターの刺激も重なり、目の前がチカチカして何も見えなくなってきた。
「おか、しくな……やめ……や、ハル、ハル」
「省吾、そのまま、いっちゃえ」
「んっあ、あ、あ……あ、あああ!!」
目の前が真っ白になって、目尻から涙が零れる。痙攣が止まらない俺の身体を、ハルは愛しげに背後から抱きしめ、頬を摺り寄せた。それすら刺激が強くて、涙が溢れる。身体の痺れが止まらない。
「空イキしちゃったね」
俺の身体からずるりとハルが抜け、変わりに指が押し込まれてきた。
「ローター、抜いていい?」
さっきから抜けっつってんだろ早く抜いてくれ。
「んっ……っや、あっ!」
やっと引き抜かれほっとしたのもつかの間、再びハルがぐいと押し入ってきた。
「ごめん、部屋まで待てなくなっちゃった」
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