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第一章 Gender Wall

  若い頃はよく衝突していた。でも今は仲が良すぎて困る、なんて。   俺らの友情は永遠で、不滅。   そんな中学生の餓鬼みたいなこと、本当に思ってたわけじゃない。   ただ疑わなかっただけ。その友情が在り続けることを。   だって誰が想像する?   昨日まで当たり前にあったものが、今日唐突になくなるなんて。   人の死に似ていると思った。   俺らの友情は奪われたのだと悟った。   このまま絶望に飲まれ失ったままか、玉砕覚悟で突き進むか、選ぶのは俺自身。   俺達の友情、やり直しです。

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