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第27話

邸に戻ってきて服を着替えてルシウスの部屋に入る。ルシウスの獅子の姿、凄く格好良かったなぁ。まあ、普段もそうだけど。 久しぶりに獅子の姿になったらしいルシウスは走り回ったから風呂に行ってくる、と言って今俺は1人でいる。 1人でいると不思議と嫌なことを思い出してしまうから、パッと立ち上がってルシウスの入る風呂場の前に立った。 「───レヴァン?」 「あ、気付いた?」 気配に敏感なルシウスはすぐに俺だとわかったようで。服を脱いで中に入ると驚いたように目を見開いたルシウスだったけど、次第に優しい顔になった。 「おいで」 「うん」 浴槽に浸かりながら腕を広げるルシウスに吸い込まれるように近づいて抱きしめられる。ルシウスの濡れた体は厭らしくて見てるだけでクラクラとしてしまうくらい色気がすごくて近づいたことを少し後悔した。 「待ってられなかったのか」 「···うん」 「ハハッ、可愛いな」 顎を掬われて顔を上げると唇が重なった。優しいキスをされると大切にされてるっていうことがわかってとても嬉しくなる。 ルシウスの胸に倒れこんでボーッとしてると目の前にあるルシウスの胸の突起。舌を出しそこを舐めるとルシウスの体がビクッと震えた。 「レヴァン···?」 「ん、ふっ」 そこを口で覆ってチュパチュパと音を立てながら舐める。目だけルシウスに向けると口角を上げて笑ってる。 そのまま場所をだんだんと上に上に上げていって、ルシウスの首に舌を這わし、前にルシウスにされたようにきつく吸って甘く噛んだ。赤くなったそれを見て、俺はもう満足だ。 「ふふっ、できたぁ」 「ああ、そうだな」 「さ、あがろーっと」 「何を言ってる。ここまでして何もしないわけがないだろう」 「えっ」 腹に硬いものが当たって壊れたブリキのようにギギギっと首を動かす。 「あ、あがらないの?」 「レヴァンがこうなるようなことをしたんだ、付き合ってもらうぞ」 「え、ん、うぁっ!?」 それからルシウスが満足するまで解放してもらえなかったことは、言わなくてもわかるだろう。

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