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第18話 ワンコ生活 1日目 ♥

「顔…あかくなってるし、かわいい…首輪もすっげぇ…エロ…。」 窓から差し込む西日が湯気に反射している中、浴槽の縁に恥ずかしげもなく裸で足を広げて座る遼太の前に跪くのは同じく裸で黒色の首輪を付けた俺。 俺は何しているのだろうと疑問が頭をよぎるけど、首輪を付けているので犬になったと思い込むことにした。 男のモノなんて舐めたことはないけど、ペロペロと舌を這わすと遼太が気持ちよさそう。 頭を撫でられて、なんか褒められているような? 飼い犬とかって、こんな気持ちなのかな?あまり悪くはない。 また遼太の罠に嵌っているか口で奉仕することになった。 今から少し前、体がベタベタするし、適当に切られた髪がパラパラ落ちて来るのでお風呂を借りることになった俺、遼太の父親が拘って作ったという浴室に入り、俺の家の浴室よりかなり広くて驚いた。 湯船に浸かっていると、普通にズカズカと遼太が「一緒に入ろうよ」入ってきて普通に身構える俺。 いくら広くてもなんで一緒に入らないといけないのか。 すごく適当に体を洗って、俺が入っている湯船に普通に入ってくるから浴槽からお湯がザブザブ溢れ出す。 浴室の窓から差し込む西日が遼太の明るく染めた髪色をキラキラ照らして、やや垂れ気味の優しい瞳を向けられて顔を近づけて来るけど…。 えっ?お風呂でしようしている?誰も家にいないけど、お風呂で? 近づく顔をグイグイ押しのけた。なんでこんなに元気なんだろう遼太は。 「昨日したし?もういいじゃないか。」 「別に毎日でもいいじゃん。誰も居ないんだからしようよ。」 「俺はしたくないし…。」 「なんで?嫌いなの?」 「嫌いというより、すっきりしているというか…。」 「友也は自分がイクだけイったら、さっさと寝ちゃったからな。」 「…あれ?遼太も出るとか出すとか言ってたよね。」 「友也は覚えてない?なんかイクとすぐに寝るよね。昨日もイったらフニャフニャ言い出して寝始めたから途中で止めた。」 「そのまま、ヤればよかったじゃない。」 「寝てる相手をヤるか?起きている相手がいい。」 射精すると眠くなる体質があるとすれば、俺は当てはまる。出した後は脱力感が半端なくてすごく眠くなる。 でも、それを言うなら遼太だって射精するのに時間が掛かり過ぎなんだよっ!! グイグイ顔を押しのけているの諦めずに近寄ってくる遼太に言った。 「遼太が…出す…の遅いんじゃないの?すごく時間かかる方だよね?」 「俺は普通だよ、友也が早いんじゃないの?」 「…早いって言う基準が分からないけど、遼太は遅いよ30分はかかってないか。」 「普通だろ?」 「多分だけど普通じゃない長いよ。だから俺が先にイって寝てしまうんだよ。」 浴槽の中で向い合う俺達の間に、どうしようもない沈黙が流れて、どうしたら同じタイミングでイケるのかを真剣に話し合った結果、今に至る。 視覚的に可愛い方が良いからと何故か首輪が装着され、遼太の限界まで口でして、そこから普通にヤることになった。 そうすれば、一緒にイクことが出来るはずなので合意した。 犬か猫になって飼われてもいいと思っていたけど、首輪をして口淫は大人向けのペットになった気分。 ここまで来ると恥ずかしいことは恥ずかしいけど何かが吹っ切れた。 エロ動画で見たことのある口淫の真似事をしてみると表面を舐めている分には楽だけど、口の中に入れて動かしていると大きいせいか顎が疲れる。 俺の頭を撫でながら「かわいい」とか「気持ちいい」とか言ってくるから頑張ろうかと思ったけど、出る気配がなくって疲れてしまった。 口でするって結構な苦行…、やってて楽しくないし、疲れる。 どうしたらいいのだろう…、寒くなってきたし、口を開けているのも嫌になった。 少し考えて遼太の腹にすり寄って「普通にしよう」と言ったらすごくうれしそう。 なんか俺が諦めるのを待っていたのかなぁ…。 湯船に引き込まれて座っている遼太のモノに後孔にあてがうと簡単に入っていくし、全部入ったら広がっている入り口と腹の中が気持ち良くて体が震える。 俺を見て「気持ちよさそう」とか言ってくるけど、気持ちよくなってもらいたのは遼太の方なのに…。 腰を動かさないとイカないから、遼太がもたれ掛かっている浴槽の縁を掴んで抽挿したけど、俺の口から変な声が出るのに遼太の口からは「いいよ」とか「エロい」とかいうだけで全然イク気配が見えない。 もっと興奮させなくてはと挿れたまま首に腕を回して強めにキスしてみたけど、全然イかないし、片手で後ろ頭を掴まれて遼太の舌が俺の口内に入り込んできて、残った手は俺の腰回っているから、口と後孔を深く浸食されて体のビクつきが止まらない。 遼太はイク気があるのかな?なんか俺がもうダメそう…。 早いとか言われるのが嫌だから、気を反らそうしても後孔の内部を擦りあげる感覚は快楽を伝えてくるから、気が反らせない。 俺のモノも随分前から張りつめていて、激しく扱いて射精したい衝動に駆られている。 もう…腰を動かすの限界…、射精したいのを我慢するのも限界…。 頬を伝わる水滴が俺の汗なのか、立ち昇る蒸気なのか…。 顎から伝わり落ちる水滴の下には俺の顔を見上げる遼太がいるけど…。 どうなんだろう…、俺は…もう…。 遼太がもたれ掛かっている後ろの壁にに両手をついて抽挿を止めた。 彼の額のそばで問いかけた声がかすれ、吐き出る息でうわずる…。 「リょ…うた…まだ…ッゥ…ね…まだ…?…ねッ…まだッ…!」 「友也、イキたいの?イっていいよ。」 そう言うと俺の腰を固定して下から激しく突き上げてきた。 ……!!…!!!! 「ちょ…!!!りょうたもッ!!イクんだッ…よねッ…!!!」 「んー、まだかなー、後、少しなかんじ…?」 「じゃぁっ!!やめろよっ!!…!!…うごかすなぁっ…!」 「なんで?イっていいよ。」 ……!!…!!!! なに…りょうたの…いってる‥いみ…が…わからない… …イキたいけど、いっしょにイクって…やくそく…したよ…ね? あ…りょうたの…てが…おれの… 「ちょ…ま…って…さわるなぁぁッッぅぁ…いっしょに…ってッッッ!!!」 …!!……!……!!!!!!! ………!!…ぁ…!!!!!!! ………………バカッ…ッ…!!! あわてて遼太の手を掴んだけど、いつイってもおかしくなかったので、数回上下に擦られただけでイってしまった。 ……………!! バカ…遼太のバカっ…!! ああ…すごく腹が立つ…なんのための約束…。 荒い息を吐きながら脱力した体を遼太に預けて不満を言う。 「…バカっ…いっしょにイキたいとかいうから、がまんしてたのに…。」 「なんか、辛そうだったから…。」 「…辛そうって、がまんしてただけで…。」 「がまんって、辛くないの?」 「約束したから、がまんしてたんだけど。」 「なんの約束?」 平然とした顔で「なんの約束?」と聞いてくる遼太に腹が立つ。 …一緒にイク的な話し合いしたよね?忘れてる?それとも聞いてなかった? 遼太は垂れ気味の目をしているから、人の話を優しく聞いている感じがするんだけど、実は全然人の話聞いてないとか? この後「約束した」「してない」を暫く言い合ってから、遼太の部屋で遼太が射精するまで付き合ったんだけど、全然イカなくて俺が壊れるんじゃないかと思った。

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