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第30話(鈴の兄さんは私のモノ)前編※※
私が今居る所は自宅ではなくもう一つの家だ。
私はその家の自分の部屋でシャワーを浴びている。
この家には学園が終わった瞬間に鈴の兄さんに連れて来られた。
連れて来られる時に『約束覚えてるよな?』と耳元で言われゾクゾクしながら頷いた。
(この後、鈴の兄さんの部屋に行かないといけないのに凄く緊張してる)
ちなみにこの家には元々、兄さんの部屋、白兄の部屋、鈴の兄さんの部屋、私の部屋、紫さんの部屋、緑さんの部屋、黒さんの部屋があり、空き部屋だった部屋を菫の部屋、灰炉さんの部屋、暗の部屋、明さんの部屋にした。
(この家デカイからな~)
「、、、鈴の兄さんの部屋に行くか」
緊張で少し声が震えたけど無視する。
むしろ体が震えていたけどそれも無視して寝間着の着物に着替えて鈴の兄さんの部屋に向かった。
“コンコン”
「鈴の兄さん、来たぞ」
“ガッチャ、グイッ”
「なっ!」
ドアが開いたと思ったら部屋の中に引っ張り込まれたと思ったら鈴の兄さんの腕の中にいた。
「っ急に引っ張らないでくれ、鈴の兄さん」
「ごめん。けど、もう待てなかったんだ」
「っ、鈴の兄さん、耳元で喋らないっひん」
鈴の兄さんがいきなり耳を舐めてきた。
「っひぅ、~っ、ぁっ、り、鈴の兄さん!」
「ん、葵ちゃんやっぱり耳弱いね?可愛い、“チュッ”」
「っん」
鈴の兄さんは私の耳を舐めたりキスしたりしてくる。
(っゾクゾクする!鈴の兄さんが止めてくれないなら、私だって)
“ペロッ、チュッ”
「っ!葵ちゃん?」
“チュッ、チュプッ、チュッ”
「んっ、葵ちゃん、気持ち良いけどオレの指を舐めるのちょっと待ってくれる」
「いやら、りんのにいひゃんもらめへくれなはった」
「っ、葵ちゃん、何て言ったの?」
「んっ“プチュンッ”はっ、鈴の兄さんも止めてくれなかったって言ったんだ。“ペロッチュッ”」
「、、、はぁ、本当に可愛いな。けど、口はこっちな?」
“チュッ、クチュッ、クチュクチュッ”
耳を舐めるのを止めてくれない仕返しに鈴の兄さんの指を舐めていたら今度は口を指から離されてキスされた。
(相変わらずキスが上手い!まだ始まってもないのにヤバい!)
「ンっ、ふっ、んンっ、はっ、はぁ、鈴の兄さん?ンっ、んンっ、ん」
「はっ、可愛い、んっ」
鈴の兄さんは私にキスしたまま私を抱き抱えベッドに運んだ。
(抵抗する気はないけど!くっ、なんか分かんないけど悔しい)
“トサッ”
「はい、到着」
「はぁはぁっ、オレも結構大きな男なはずなんだが、何で兄さんも鈴の兄さんも簡単に抱き抱えられるんだ?」
「まぁ、紅は葵ちゃんが自分よりも大きくても抱き抱えるだろうな、重度なブラコンだし。オレは葵ちゃんくらいなら簡単に抱えられる様に鍛えたからかな?」
「鍛えた?」
「ああ、オレは葵ちゃんをどんな事があっても手に入れる気でいたからな。好きな子くらい簡単に持ち上げたいじゃん?」
「え?手に入れっ!?ンっ」
「オレがどれだけ葵ちゃんの事を愛してるか教えてあげるな?」
鈴の兄さんが何か不信な事を言ったあと私の耳を優しくくすぐる様に触った。
(ヤバい!本当に耳はダメだ!)
「葵ちゃんの寝間着ってヤラシイよな」
「何処がだ?」
「ん?こうやって直ぐに触れる所とかかな?」
「なっ、ンっ」
鈴の兄さんは着物の隙間から手を入れて胸を触った。
その手がゆっくりと形を覚える様に優しく胸の中心を触ったと思ったら、もう片方の胸をいつのまにか侵入していた手で軽く引っ張った。
「ンっ、ひん!なんでっ、ンっ、いつのまに?あ、んンっ」
「乳首勃ってきたな、見せてもらうな?」
「あ、まっ、ンっ、ふっ、ン」
鈴の兄さんは私の着物の上の方をはだけさせた。
(コレって鈴の兄さんに丸見えじゃん!恥ずかしい!)
「やっぱり美味しそう。葵ちゃん、前にあまり出来なかったから今日はいっぱい舐めてあげるな?」
「ふっ、え?、ン、あ!まってくれ!」
「待てない。葵ちゃんの可愛い乳首舐めるからな?」
そう言って鈴の兄さんは私の乳首を味わう様に舐めてきた。
(え?舐めるだけじゃないの?何で乳首吸うの?あ、噛むのも駄目だ!気持ち良いからやだ!)
「あっ~、ンっ、はぅ、うぅっ!あぅっ、すう、ンっ、吸うなっ!くっ、ンー!や、ンっ、何でっ、噛むんだ!っ、あぅ、はん、やぅ、ッ、アん」
「ふっ、可愛い。葵ちゃんもっと可愛い姿見せて?」
鈴の兄さんは胸を舌で弄りながら着物の隙間から入れた手で太ももの内側を優しく撫でながらゆっくり手を上に動かしてきた。
(少しくすぐったいのにゾワソワしてくる)
「やぅ、はん、ンっ、くす、ぐったいっ、ンっ」
「ん?ああ、焦れったかったか?」
「はぁ、ンっ、まってくれ!そこは!」
「あ、下着の上からでも分かる。濡れてるね、葵ちゃん?」
私はその言葉に顔が真っ赤になったのがわかった。
その間にもキスや乳首を弄られて気持ち良くなってしまった証を鈴の兄さんが下着の上から弄ってきた。
「ほら、葵ちゃんの蜜で下着濡れてるの分かる?」
「やぅ、ンっ、ひぅ、分かる!あぅ、分かるから、ンっ、も、やめ」
「ああ、そうだね。下着の上からじゃ嫌だよな?今ちゃんと触るな?」
そう言って鈴の兄さんは素早く私の下着を取って直に触ってきた。
「違っ!くっ、ンっ、まっ、やめ、ンっ、あ」
「葵ちゃん?気持ち良いか?」
「ア、ンっ、きも、アアッ、気持ち、良い!アんッ、はぅん、ンっ」
「何処が一番気持ち良い?カリ?それとも棒の部分?それとも鈴口?」
聞きながら言った部分を手で弄ってくる。
(鈴の兄さん、無意識に能力を使ってる!)
「ひんっ、あ、はぅンっ、アん、アッ、ひゃん!やぁー!」
「やっぱり、鈴口が一番感じるのか葵ちゃん?」
「ダメ、そこ、ばっ、アッ、やぅ、弄るなぁ~、ンっ」
「今、弄ってる所が気持ち良いのか?」
「ンっ、アッ、アアっ、やぅ、ひゃん!なぁ!強、やぅ、アアー!」
「葵、何処が気持ち良いのか言え」
鈴の兄さんの口調が変わった。
(ヤバい、鈴の兄さんが容赦無い方になっちゃった!しかも、無意識に能力使ってるから本当に思ってる事が口から出る!)
「なんっ、ッ~、アッ、す、鈴口ッ、気持ち、ん、良い~、アッ、もっと、触って、ん、くれ、頼む、ふぅっ、鈴の、兄さぁん」
「良い子だ。ほら、いっぱい弄ってやるから、もっと足を開いてオレに葵の恥ずかしい所を良くみせろ」
「あ、な、うっ、無理だ!恥ずかしい」
「駄目だ。足を持って、そう大きく開け」
恥ずかしいけど鈴の兄さんに喜んで貰いたかったので、頑張って太ももを掴んで大きく足を開いた。
(ッ~あ~!恥ずかしい!この格好、恥ずかしい!)
「良い眺めだな。そうだ、良い子にはいっぱいご褒美をやるな?」
「アッ!アッアアッ、やぁ~、ンっ」
「葵は爪を立てながら優しく鈴口を弄られるのが好きだよな?やってやるなからいっぱい感じろ」
「ひぅ、ンっアア!やぁ、アアッも、もう、ダメぇッ、アッンン~、イッ、やぁ、もう~」
「気持ち良過ぎてイきそうなのか?見ててやるからそのままイけ」
「アッ、アア!やぁ、ンっ、ッ~、アッアアアァ~!」
鈴の兄さんに見られながら体を痙攣させた様に震えさせて私はイッた。
(はぁ、、、えっ?今、イッたのに!そんな!)
「り、鈴の、アぅ、兄さん!」
「ん?なんだ?」
「ア、イッたから、もう、やぁ、触ッ~、あアッ、また、やぁ~」
「葵のイく姿、可愛かったからもう一度みせろ。またイくまでいっぱい気持ち良くしてやる」
「なぁッ!アッアアッ、やぁんン、もう、もう、ダメぇ~、イッ、イッちゃ、り、鈴の、兄っさん、も、もうイッ~、アッヤァ~アアァー!」
「可愛い、愛してるぞ、葵。“チュッ”」
イッて脱力してる私に鈴の兄さんは優しいキスをしてくれた。
(なんか私ばかり気持ち良くなってる気がする。私も鈴の兄さんに気持ち良くなってもらいたい!)
「鈴の兄さん」
私はある頼みごとを鈴の兄さんに言った。
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