1 / 94

番外編 ハロウィンの衣装は何にしよう?

『ハロウィンパーティーをするからみんなそれぞれ変身して来いよ?』 昨日、兄さんにそう言われたので私は暗と菫にどうするか相談した。 二人もどうするか決めてないみたいなので三人で話し合う事にした。 「さて、どうするか」 「ネットで妖怪系を調べてみるか?葵は着物が似合うしな」 「葵ちゃんは、、、青って付く妖怪とかの方が良いかな?」 そう言ってネットで色々調べてみた。 (妖怪って色々いるんだ) 「コレ、この妖怪。マイナーだけど、葵ちゃんに似合いそう!」 「コレか?だがコレ女妖怪じゃないか?」 「だが、確かに葵に似合うな。葵だけじゃなく俺達も女の何かに変身すれば葵も恥ずかしくないだろう?」 「ボク達も?、、、けどそれで葵ちゃんの女装姿が見られるならボク女装するよ!」 「だよな。推しの女装が見られるなら何でもするよな」 何か勝手に私が変身するモノが決まってしまった。 「、、、はぁ。分かった、オレはそれで良い。菫と暗はどうするんだ?」 「うーん。ボクは、、、どうしよう?」 「菫はコレとか似合いそうだけど」 「確かに、菫の雰囲気や顔でコレをしたらとても似合うだろうな」 「コレ?、、、二人がそう言うならコレで良いや。で、暗はどうする?」 「二人と同じ妖怪にしようと思う」 菫の変身するモノも決まったので最後に暗の変身するモノを選ぶ事にした。 「コレとか暗に似合いそうだな」 「色は黒が多いし良いんじゃないかな?」 「でも可愛過ぎないか?」 「暗は可愛い顔をしているからむしろ似合うと思うが?」 「うん。ボクもそう思うよ」 「むー。二人がそう言うんならそれで良い」 暗の変身するモノも決まったので、衣装はどうゆう感じにするか話し合う。 「みんな着物で良いんじゃない?日本の妖怪だし」 「どんな着物にするんだ?」 「葵ちゃんのはこんな感じの衣装はどう?」 菫は衣装の絵を描きながら説明する。 「え?だがコレでは丈が、、」 「大丈夫だよ。ゲームとかだとこの妖怪ってこんな感じの丈だし、葵ちゃんなら変じゃないよ!」 「そ、そう、か?」 「で、暗はこんな感じ、、、」 「え!葵よりは露出が少ないけど、、、可愛過ぎないか?」 「いや、暗なら似合う!絶対似合う!」 「う、うん。分かった。そこまで言うならそれで良い」 菫が一人で私達の衣装を決めてしまったので、今度は私二人で菫の衣装を考える。 「菫は、、、こんな感じか?なんか少し足りない感じだな?」 「ならコレを足して、帯はこの色にして色気を出す感じで、、、」 「ああ、なら足元は少しはだけた感じなのが良いか、、、」 「え、え!コレは少し女性らし過ぎない?」 「いや、菫なら似合う」 「菫が着たらヤバいくらい似合うと思う」 「二人がそう言うなら」 こうして衣装も決まった。 「冷静になって考えると、コレに変身するのは恥ずかしいな」 「けど、もう決まった事だからな」 「コレをみんなに見せるのか、、、やっぱり、恥ずかしいから衣装が出来たら一回三人で集まって衣装を着て見せ合わない?」 「、、、そうだな」 「そうしよう」 この三人の衣装が何なのかはハロウィンの時に分かりますので、ハロウィンまで少し待っていて下さいね。

ともだちにシェアしよう!