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第4話

飯を作り終えてリビングに戻ると日和はさっきと同じ体勢で座っていた 「おい、飯できたぞ。お前オムライス好きか?」 俺はいつも朝は食わねーし昼はコンビニかなんかで適当に済ませるし夜は酒とつまみぐらいしか食わねーからほとんどカラだった冷蔵庫で唯一あった卵とケチャップそれに冷凍してあった米で簡単なオムライスを作ってやった 日和はゆっくりとこちらに近づいてきてテーブルの上に置いたオムライスを不思議そうにじっと見つめた 「ほれ、とっととそこ座って食っちまえ」 そう言うとびっくりしたような顔をして当たりをキョロキョロしだした どうしたのかとしばらく見つめていると急にててて、と走り出し適当においてあったチラシと鉛筆を持って戻ってきた

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