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第42話 重なり合う ⑥

早く繋がりたい。 早く… 先輩と繋がりたい… 「先輩……、繋がりたい……」 晶は蕩ける顔で両足を広げ、神谷にひくつく後孔を丸見えにする。 「っ…綺麗だよ、晶……」 「ひゃあ、ぁぁ…」 ぺろりと晶の後孔を神谷が舐めると、ビリっと電気が走り腰が浮く。 「晶、これ好き?」 舐め続ける神谷の唾液が、後孔から滴る。 「すき…ゃっ…好っ……き…、、挿れっ…て…くださ…い……やぁっ…んっ」 「まだダメ…」 今度は会陰を舌先でクルクルと舐め回す。 「あ、ぁん…ぁぁぁ……。せんぱい……、せんぱ…い…挿れ…て……」 晶の瞳から懇願の涙が溢れ、後孔は待ちきれないとひくつきが止まらない。 「欲しい?晶」 神谷の唾液でぬるぬるになった会陰と後孔を人差し指と中指の腹で撫で回す。 「くだ…さい……」 自分の双丘を両サイドに引っ張り、ぱくぱく動く後孔を晶は神谷に見せつけた。 「っ…、その前に、慣らさないとな…」 「ふぁぁ……ぁ、ン……」 角ばった長い神谷の指が後孔から中へと入っていき、晶の弱いところを探すように奥に、手前に内壁を擦られる。 嬉しい… 先輩の指が、 俺の中で動いて、 俺の敏感なところを探してくれている。 そう思うだけで楔が『寂しい』と言わんばかりに震え、先走りが裏筋を流れ落ちる。

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