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第46話 重なり合う 10
熱い吐息と甘い声を発し、閉じることのない晶の口からは光る液が流れ出し、
楔から流れ出した蜜は止まる事を知らず、晶の裏筋をつたう。
そして、それは睾丸を、会陰へと溢れていき、後孔へと流れ込む。
神谷がピストンするたび、晶から流れ出した蜜と合わさり、滑りをよくした。
「っ晶…」
神谷も狭く、熱く、うねる晶の中で、快楽で顔を歪ませると、晶の心は熱く震える。
先輩、もっと俺で感じて…
そう願うと、晶の中はキュッとしまり、
「晶の中、暖かくて、狭くて、うねってて…、俺を受け入れて…くれてる…」
喜びなのだろうか?
神谷の目から涙が流れる。
泣かないで、先輩…
そう思えば思うほど、晶の目からも涙が出て…
中がより敏感になる。
「ぅんん…、せん…パイ…」
徐々に強くなっていくピストンに、晶は必死についていこうとするが、無理になっていく。
甘やかすように優しく突かれたり、激しく求めるように突かれ、
部屋の中には晶の甘い喘ぎ声と、神谷を呼ぶ甘えた声が響き渡り…
ダメっ…
くる…
また…
くる…
神谷によって登りつめられ、晶の身体は震え出す。
「あんっ、んっ…だ、だめ…っ」
また一人でイッしまう。
いやだ…
一緒がいい……
「晶、俺も…」
「センパ…イ…、すき…、好き…ですっ…すき…」
晶も無意識に腰を振る。
「あぁぁ…やっ…ダメッ……イク…イってしま……う…」
「俺も…晶…好きだ…晶…、あきら…」
神谷に名前を呼ばれるたび、身体の中を快楽が駆け巡り、
嬉しい。
好きだと言われ
先輩に求められる。
身体の奥底から幸せが、
熱いものと一緒に吹き出しそうだ。
「晶…」
神谷が、つーっと晶の内腿を優しくなでると、晶の頭の先から足先まで電流が走り、神谷の楔を締め付けながら、
「セン…パイ……あああぁぁぁッーーーー……」
「っく、晶………」
2人同時に達し、晶は快楽からの汗でしっとりとしている肌の上に蜜を放ち、
神谷は晶の中に精を吐き出した。
晶は熱い神谷の精を内壁で感じると、全身痙攣させ、後孔も中も神谷の楔を離すまいと咥え込む。
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