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第52話 甘い夜 ①
「蓮…今日このまま抱き合ったまま寝よう…この頃、蓮あんまり寝てないだろ?蓮が眠るまで俺起きてるから…」
真司はそっとベットに蓮を寝かせ、自分も蓮の顔を優しい眼差しで見つめながら横になった。
真司の胸に蓮は顔を埋めて、嬉しそうに微笑む。
「真司、跡つけていい?俺の真司だってしるし」
「いいよ。好きなだけ、つけて…」
真司は上着を脱いだ。
「どこがいい?」
真司はもし蓮が服で隠れないところに付けたいと言ったら、それはそれでいいと思っていた。
「…」
「っっ!」
蓮はおもむろに鎖骨の下を吸い上げ、真司にチクッとした刺激を与えた。
「真司、ここもいい?」
蓮が真司の乳首の周りをくるくると撫でた。
「…いいよ…つけて」
「ありがとう」
真司の答えを聞いて、蓮が嬉しそうに微笑み、
蓮が真司の胸の上を、どこよりもきつく吸い上げ、くっきりと跡をつけた。
もどかしい刺激が真司を襲う。
「真司、俺にも付けて。真司の跡…」
ゆっくりと蓮は上半身を起こし、上着を脱いだ。
真司は蓮と同じように、鎖骨の下、そして、
「俺も蓮と同じように、ここにつけていい?」
真司も蓮の乳首のすぐ近くをくるくると撫でる。
「……つけて…」
真司に触れられて蓮がビクンと体を揺らした。
触れただけなのに…
蓮の瞳はとろんとしていた。
真司はゆっくりと蓮の乳首の近くに口を近づけ…
「ぅんん…」
蓮の吐息と共に、真司は吸い上げ跡をつけた。
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