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第58話 甘い夜 ⑦

「真司…」 蓮の言葉を待たずに真司は蓮の蜜でトロトロになった人差し指を、蓮の後孔に入れた。 「はぁぁん…しんじ…そこは…」 真司の指が差し込まれた瞬間、蓮の全身がビクンとし、きゅっと後孔で真司の指を締め付けた。 「この前教えてくれただろ?俺のを咥える準 備…」 真司は蓮の後孔から指を出し入れしながも、真司の楔が中に入っても蓮に負担がかからないようにする。 「しんじ…そんなに…かき…回したら…」 蓮はビクビクしなが腰を揺らし始める。 真司の人差し指がずぶずぶと入るようになると、次は中指も一緒に入れ、蓮の弱いところを探す。 「しんじ…はや…く…入れて…」 蓮は涙を流しながら真司に心願する。 「ダメ…蓮の気持ちいいところ…見つけるまで…」 蓮の中に入れたい気持ちを抑えつつ、真司の指は蓮の中をかき回す。 「蓮…どこか言ってみて…」 蓮は恥ずかしさで真司から目を逸らす。 「ここ?」 真司が蓮の中をぐっと押さえると、ビクンと体を揺らす。 「蓮…教えて…」 また真司が違う場所を押さえる。 「はぁぁん…もう少し…おく…」 もう蓮は耐えられなくなっていた。 「ここの…柔らかいところ?…」 真司は蓮の中の柔らかいところを、トントンと優しく押した。 「そこ…んっ…んん…」 蓮の体は反り返り、額からは汗が流れ落ちていた。 真司はその妖艶な蓮の体をもっと見ようと、何度も何度も蓮の一番弱いところに刺激を与える。 「おね…がい…しんじ…のが…いいっ…」 息の上がった蓮の楔は大きく震えている。 ぞくっと肩を揺らした真司の楔からも先走りが流れ出る。 真司はずぶりと蓮の中から指をゆっくりと抜く。

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