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第17話

「琉ね、今日お熱があるの。だから部屋で休んでもらってる。理苑。静かにできそう?それならこれを持っていってほしいの」 らなさんがそう言うと小さな包をわたしてくれた 「お薬なんだけど私忘れ物しちゃったからそれテーブルの上に置いておいてくれないかな?」 「わかった」 「風邪移っちゃうといけないからすぐ部屋から出てね」 「うん」 らなさんを見送って部屋に入ると苦しそうにしている琉が休んでいた 「琉…早く良くなるといいね」 琉の髪を撫でて部屋を後にした

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