92 / 138
第92話
「ちょ…理苑…まっ…んん…あっ…」
「堪んない…可愛い…」
「もっ…出るっ…」
「見せて…天のイクとこ…みせて…」
「うっ…んん…あっ…あぁぁぁ!」
天はヒクリと震えながら俺の手に白濁をこぼした。
とても美しかった。
「はぁ…んん…理苑…キスして」
「ん…」
「理苑は…まだ…」
「俺は…後で…たっぷり…いい?」
「んっ…ちょ…今触らないで」
「ごめん。無理だわ。わりぃな」
イヤイヤと首を振りながら抵抗する姿さえ俺の欲情を唆る
「好きだよ。天…」
そう言ってもう一度キスをして天を横抱きにして運ぶ。
俺の部屋まではそう離れていないのでこのくらいなんともない。
部屋のベッドへそっと天をおろし覆いかぶさる
「天…好きだよ」
何度も好きだと囁く自分に出会うなんて思いもしなかった。
琉への思いを断ち切ってからは誰にも恋なんてできないと思っていた。
それなのにこんなにも惹かれる相手に出会えるなんて…
神という存在はちゃんといたんだ…俺に…唯一の人を出会わせてくれた…
その後は無我夢中だった。
天に色々と教わりながらやっとの思いで一つになれたときは本当に涙が出た。
幸せで幸せで…何度果ててもまだ足りなくて結局天が動けなくなるまで交わってしまった
ともだちにシェアしよう!