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第101話
その後の手続きや監督への連絡は全てレオがしてくれた。俺はそれを隣でレオの腕にしがみつきながらただ呆然としてた
「レオ…キス…して…」
そういうと何度もしてくれる
「理苑。準備しよ。俺も一旦部屋に戻って…」
「いやだ…一緒にいて…」
「…わかった」
一人になりたくない…怖い…嫌だ…
俺の準備を一緒にしてくれてその後レオの部屋に一緒に行く。レオが見えていないと不安でレオについて回る。
レオ…
心で呼んでみたらレオが気付いてキスしてくれる
すごい!何も言わなくてもレオはわかってくれる…
「理苑。行こうか」
「もっかい…」
「いいよ」
飽きずにキスをしてくれるレオの手をぎゅっと握りしめた
レオに手を引かれる。ずっとずっと手をつないでくれている
これでいいのかもしれない…レオならずっと甘やかしてくれるかもしれない…レオとなら…天を諦められるのかもしれない…
「理苑。行くよ」
飛行機の中でもずっと手を繋いでいた。
誰にも見つからないように何度もキスした
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