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第136話
数年後
ねぇ…お母さん…ソラ…見てる?俺ね、俺だけの運命の人が側にいてくれているよ…二人があのとき尻を叩いてくれてなかったら俺は…こんなにも大切な人を失うところだった…
やっぱりソラは幸せを運ぶ猫だったな。そしてお母さんは女神さまみたいだ…
二人に出会えて俺は…とても幸せだった…
いつも厳しく叱ってくれてありがとうね。
そしてこれからもずっと見守ってて。俺がまた逃げそうになったら叱ってくれる?
ほら見て。ソラが支えてくれた琉がきれいなお嫁さんを迎えたんだよ。
ソラ…お前がいなければ琉だってあんなになれてなかったよ。
全部全部ソラとの出会いのおかげだね。
ソラ…幸せを呼ぶ青い瞳の大切な家族…
俺も世界で一番愛しい人と共に…
「…天」
「…」
「泣いてんの?」
「ねぇ…今幸せ?」
「当然だろ」
今度は俺達の新しい形を報告しに行くからね…ずっとそこで見守っていてね
君と同じ色をした雲ひとつない真っ青な空を見上げ誓った
fin.
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