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第135話
天にネックレスをつけてもらって微笑み合う。やっぱり天がいい…そう改めて思いながら琉の言葉を思う
「人はいつか別れが訪れる。それは死ぬとき。どちらが先に逝くのかはわからないけれどそのときに本当に幸せだったと…出会えて幸せだったとそう自信を持って言えるような生き方をしたいし、して欲しい。さっきのいつか別れがってのはそういうことだから。別に二人に別れて欲しいなんてこれっぽっちも思ってないよ。まぁ。人生何が起きるかわからないから生を全うするまで側にいる人なんて限られるのだろうけど願わくば…二人は一生…そうあって欲しいなってことだよ。勿論俺とそらも」
そうそらさんに微笑みかけた琉がすごく大人に見えた。琉に微笑まれてりんごのように赤くなるそらさんはとても可愛らしく琉が惚れるのも解る気がした
俺も琉とそらさんみたいな関係を天と築きたい…
誰にでも歓迎されるような関係じゃないけれどそれでもまっすぐ立って歩いていたい…天と一緒に…
そう決意しシーツの波に溺れて行く…
「天…ありがとう…愛してるよ…ずっと…側にいて?」
「うん…」
目に涙を浮かべて俺にキスを強請る天を愛しく思う…きっと…この思いはずっと変わらない
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