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恋のはじまり☆26
『んー!おいしーぃ!
すごいね!いつの間に作ったの?』
『んー?晃くんが起きる前』
『ふぅん・・・?』
って・・・昨日の晩ごはんは、鍋だったから
残り物なんてなかったハズ・・・
って事は・・・これ、全部 朝 作ったんだよね・・・?
おにぎりに
鶏の照り焼き、
玉子焼き、
ブロッコリーのごま和え、
はんぺんのチーズ焼き、
いんげんとコーンのバター炒め
イチから作るには
なかなか豪華な内容なんだけど
『中野に会いたくなかったから・・・作ったんだよね?
朝から、大変だったでしょ・・・?』
『あー、まぁ、それもあったけど・・・。
なんか、作りたい気分だったんだよねー』
『でも・・・体・・大丈夫?』
『体?・・大丈夫だよ?』
『ふぅん・・・?』
昨日のエッチ・・・、
結構 激しかったのに・・
なんて、思ってるのは俺だけなんだろうか・・・
美味しくお弁当を食べなから
そんなことを考えていると・・・
『あのね?僕・・・』
『ん?』
『晃くんと・・その・・、エ・・エッチ/////・・・し始めてから・・、体力がついた・・気がするんだよね~』
遊から、爆弾発言が飛び出した。
『・・・え?』
『最初はさ・・ダルかったり・・・筋肉痛だったり・・次の日に動けなかったり・・色々あったんだけど・・・』
『う、うん・・・?』
『最近はね・・疲れない、って言ったらウソになるよ?あと・・直後は、腰が立たなくなっちゃう事もあるけど・・・朝になったら、全然 動けちゃうし・・・寧ろ、すっきり目が覚めて元気なんだよねー。』
『へー、って、ホントに無理してない?』
『してない、してない』
屈託なく笑う遊。
・・・・・うーん。
どうやら、ホントみたい・・・?
そうだな・・・、
確かに最近は、朝 起きたら
遊はもう起きてて、朝ごはんも出来てる事・・・
多いな・・・
『だから・・・これからも
いっぱい激しいエッチしようね?』
『・・・・ぐ・・・っ!』
2度めの爆弾発言におにぎりが喉に詰まった。
そんな俺を見て、更に 楽しそうにケラケラ笑う遊。
『ど、どうしたの・・・?!』
『んー?なにが?』
『今日の遊・・なんか、変・・・っ!』
『そう?いつも通りだよ?』
ん・・・?
なんか・・・こういう やりとりを
昨日・・した気がする・・・・
(逆パターンだけど)
『昨日の、なんか変な晃くんも、大好きだよ?』
『─────っ!/////』
ジーっと俺を見つめて、今度は悪戯っぽく囁く遊。
か、か、かわいーっっ////!!!
なんなの、もー!
かわいすぎるっっ/////!!
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