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甘い生活…?☆17
* * * 晴臣・side * * *
『なーなー、晃と何があったんだよ?』
車が走り出して、すぐに
何があったかを英道に聞いてみた。
────が・・・
『さあ?』
・・・・・・この返事。
『はあ!?おま・・っ、後で教えてくれるって・・・』
『だからー、後でな。』
『・・・・・・はあ!?』
・・・・・なんなんだ!
“後で” って!
今でいいじゃんっっ!
のらりくらりと言葉を濁し、一向に教えてくれる気配のない英道に、腹が立って腹が立って・・・・、俺はむくれて、体ごと窓の方へと向いて外を見る事にした。
もう話しかけてやるもんか!
────とは言え。
窓の外を見ていても、考えるのは
英道と晃の事で。
ああ・・・もぅっ!
何があったんだよ・・・!
なんで教えてくんないんだよ・・・!
まさか俺に言えない事?
それとも教えたくない?
そう思うと・・・・また、
ムカムカと腹が立ってくる。
くそぉ・・・!
英道なんか・・・!
英道なんか・・・!
絶対!絶対!
アパートに入れてやんないんだからな!
入れてなんかやるもんか!
あ、そうだ、鍵・・・・!
マスターキーも合鍵も
英道が持ってるんだった!!
くそーっ!!
2つとも取り返さなきゃ・・・・・っ!!
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