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イケメン王子の誘惑☆39
*** 晃・side ***
次の日。
またもや昼休みに、キラキラを放ちながら
駆け寄ってくる王司さん。
超ご機嫌だなぁ。
もしかして、早速 告白された!?
なんて思ったけど、どうやら まだみたい。
遊を参考にして可愛く!を目指したものの
あまり上手くいかなかった(と思っている)
王司さんは、今度は料理を勉強したいとか
遊にせまってきた。
ケチと言われようが 、
あっちに行けと言われようが、
遊の手料理を食べさせてたまるか!
断固、反対を貫く俺。
大体、これは
束縛じゃないし、嫌われないし!
そうやって、言い争っていたら
当然のように大地さん、登場。
イチャイチャしながら去っていった。
なんだか もう・・・ねぇ。
好きにしたら?って感じ。
こっちが何にもしなくても、勝手にくっつくでしょ。
大地さん次第だけどさ。
もう、勝手にやってくれ。
遊を巻き込まないでくれ。
呆れ果てて、そんな事を考えていたら
遊が王司さんから もらった、と
ペンギンのついたボールペンを俺に見せて
嬉しそうに笑う。
あ、かわいい♪
・・・・ペンギンじゃなくて、遊が ♡
口に出せば
照れる遊がかわいくて。
もっと、からかいたくなる・・・けど
今日も ガマンだ、俺。
家に帰るまでは(笑)。
****** 晃・side おわり ******
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