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最高のプレゼント☆55

** 遊・side ** 『えぇぇ? 999じゃないのぉ !?』 我にかえった晃くんが手錠と鍵を ベッドの下に投げつけた。 『あはは。そうみたい・・・だね・・・・・』 なんというか・・・・・・ ビックリしたけど これも 薫さんの計算?なの・・・かなぁ? ・・・・計算・・・・なんだろうなぁ・・・ 『もーっ!店長のバカッ!わざとか!?もーっ!』 『あはは。薫さんらしい・・・よね・・・』 『店長らしいけど!信っじられない、もーっっ!』 『あはは・・・・・』 ホント、信じられない・・・・。 でも・・・ 『ふふ。ね、晃くん♪これも、いつか  いい思い出になったりするのかな・・・・?』 『え?』 『僕・・・結構 楽しかったよ?』 『えー?・・・・・・んー、んー?んー。  ゆーは、やさしいからなぁ。』 『んー?僕、やさしい?』 『うん。・・・やさしい、つーか 心が広いよね・・・・』 『そうかな?』 『そうだよ。』 『んー、でも それは晃くんがいるからだよ?』 『へ?俺?』 『うん。だって、晃くんと一緒だから  楽しかったんだもん。だから晃くんのお陰♡』 『・・・・・・っ、ゆ、ゆー////!!  お、俺もっっ!!店長は腹立つけど!  遊と一緒だったから、すっげー 楽しかった!』 『ふふー。ありがと。  僕、晃くんと居られてホントに毎日 すっごく  幸せ・・だよ?/////』 『・・・・・・///っっ!!もーっ! ゆーってばっ!!  かーわーいーいーっっ/////!! 「かわいい!」「かわいい!」って 満開の笑顔の晃くんに ギューッと抱きしめられ ベッドの上に2人して寝転んだ。 『ありがとね、ゆー♡俺も毎日 幸せだよ!  昨日も最っ高の誕生日だった!大好き!』 『ありがと/////  ・・・でも、なんか忘れてるような・・・・・・・・・・・・  あ!そうだ。晃くんの好きなところ 100個!』 『うん!聞きたい!でも・・・今日は もう寝よ?  ホッとしたら眠たくなっちゃった・・・・・・・・・』 『あ、うん。じゃ、お風呂・・・・』 『・・・・・・・・や、いい。このまま・・で・・・』 抱きしめる腕に 力がこもる。 でも、すぐに フッと緩んだ。 『晃くん?』 『・・・・・・・・・』 あれ? 寝ちゃった??? 『晃くん・・・・・?』 『・・・・・・・・・・・』 聞こえきたのは、規則正しい寝息。 疲れたんだ・・・晃くん。 僕は、興奮が冷めなくて全然 眠くない・・・。 色々ありすぎた1日だったけど楽しかったな・・・。 晃くんにとっては いい誕生日だったかな? 『晃くん、大好き・・・・』 大好きな晃くんの寝顔を見つめる。 気持ち良さそうに眠る晃くんの顔も、 好きなところ。 僕だけが知ってる晃くんの顔。 起きたら伝えなくちゃ。 『・・・・・・・・』 幸せそうに眠る晃くんをずっと見てたら 僕もだんだん眠たくなってきた。 晃くんの胸に頬を寄せて ピッタリ くっついてホッと息をつく。 晃くんの鼓動 すごく落ち着く 大好きな音 『・・・・・・・・・僕、  晃くんの好きなところ  いっぱいありすぎて  100個じゃ足りないよ・・・・・・・』 『んん・・・・・ゆ・・ぅ・・』 ───あ、 おとなしく寝なきゃ。 起こしたら大変・・・・💦 おやすみなさい 晃くん。 大好きだよ。      * * * お わ り * * *

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