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夏休み☆2
『ゆ、遊? か、顔、顔 上げて?』
な、何だろう。
店長と話してたんだよな・・・・?
『えーと、なにがあったの?』
そう聞くと・・・遊は ガバッと顔を上げて、俺の両手を ぎゅーっと握る。
い、痛い・・・・・。
遊って何気に力 強い・・・?
『あの・・・あの・・・ね・・・?』
うわわ・・・・・////
目が うるうるしてて 超かわいい!
上目使いとか、もうっ !!
かわいすぎるんですけどぉぉぉぉ!
なんて、今の状況を忘れて ニヤニヤしながら遊の可愛さに見惚れていると・・・・
『あの・・あのね、・・・薫さんが・・・・・』
遊が 意を決したように話し出す。
『へ?てんちょー?』
店長・・・・・
やっぱ、店長かっ !!
『て、店長が・・・・なに?』
『うん・・・薫さんがね・・・・薫さんが・・・・
ウチに来るんだってー!』
と、悲壮感たっぷり叫んで また 床に沈んでしまった。
ん?
今、なんて・・・・言った?
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