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夏休み:初めての旅行☆6

旅館に戻ると、 『お帰りなさい。楽しまれましたか?』 と、外で 打ち水をしていた おじさんに 声をかけられた。 『はい!』 『楽しかったです』 『それはよかった。何か足りないものとか して欲しい事があれば言ぅてください。』 『!・・・あ、あのぉ・・・・』 『はい!なんでしょう?? なんでも どーぞ!』 おじさんが 目をキラン!とさせて俺を見る。 『い、いや・・・あの・・・・俺たち、 福引きで当たった券で来たのに、すごく いい部屋だし・・・すごく良くしてもらって、 何か・・・・いいんでしょうか・・・?』 気になってた事をズバリ聞くと、 おじさんは 突然 「がははは!」と 豪快に笑い始めた。 『なんだ!そんなの気にしとったんかね! そんなの気にせんで 大丈夫、大丈夫!』 『は、はあ・・・・・』 『私らは、もてなしも 料理も 温泉も、 どこにも負けんくらいの自信がある! でもねぇ・・・何せ、知名度が低くてね』 『・・・・・・はい』 『だから、ここが いい旅館だって思ったら 是非また来てやって下さい。それで十分です』 『はい!』 『暑かったでしょう。 汗を流しに温泉に入られては?』 『はい、そうします』 『夕食は6時でよろしいですか?』 『はい』 すごいなー。 プライド持って仕事してる。 カッコいいな。 これは、温泉も料理も楽しみになってきた! 部屋に戻ると、とりあえずは、部屋にあるお風呂に入って (もちろん 一緒に!)汗を流した。 さっぱりして 先に上がった俺は、冷蔵庫から水を出して飲む。 すると、「いいお湯だったねー。」って 言いながら遊も お風呂から出てきた。 『そうだね・・・・・・・・/////っっ!』 浴衣を着た遊・・・ 風呂上がりの遊・・・ 頬も、浴衣から覗く肌も、 うっすらピンクに色づいてて・・・ 超 色っぽいっっ/////!! お風呂でも 触りたいのを 必死で 我慢したのに・・・・・ 裸よりエロいって・・・・っ////! どうしようっ! 触りたい!

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