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合コンと告白の行方★14

ドクンッ! 心臓が音をたてる。 頭に血がのぼる。 ああ・・・抱きたい めちゃくちゃにしたい・・・! まるで俺が考えている事が分かったかのように遊は、立ち上がると、自分で服を脱ぎ始める。 その様子から目が離せなくて、頭の天辺から足の先まで 全身が 心臓になったみたいにドクンドクンと脈打つ。 すべて脱いで、何も身にまとっていない遊は、俺の手を取って・・・・・ 自分の胸にあてがった。 『ごめんね・・・?柔らかくも・・・大きくもなくて・・・ぺったんこ だけど・・・・』 『・・・・・・・・遊・・・?』 『お、女の子の方が・・・よかった・・・・?』 『・・・・・・っ!』 なんて事を・・・・っ! 思わず 遊を 強く抱きしめる。 『バカ・・ッ!!!そんなこと・・・ある訳ない!』 確かに、女の子の柔らかい胸に・・・暴走する欲に負けそうになったけど でも、あの女の子を本気で抱きたかったんじゃない。 俺は・・・遊じゃなきゃイヤなんだ 遊じゃなきゃ・・・ダメなんだ! 『遊・・・抱くよ。めちゃくちゃに・・するかもしれないけど抱くから』 『うん・・・抱いて・・・・』 『多分、止まらない。いい?』 『うん・・・、して・・・めちゃくちゃにして・・・・』 『俺が どれくらい遊の事 好きか・・思い知って』 『・・・・・・・うん・・・』 ベッドに一緒に 倒れこむ。 遊に のし掛かり、唇を合わせると、舌を絡ませあう。 遊の手が、俺のシャツのボタンを外していく。 全部、外れた所で、自分でシャツを脱ぎ捨て、中途半端に足に絡まっていたズボンと下着も床に投げてから、改めて 遊に覆い被さる。 遊が、「ぺったんこ で ごめん」と言った胸を両手で撫でる。 突起を親指でくるくる なぞると遊の体がピクリと跳ねた。 愛しい・・・ ぺったんこの、この胸が たまらなく・・・愛しい。

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