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晃の受難☆16
クチュクチュと、厭らしい音が響く。
目を開ければ、
俺を見下ろす 感じて蕩けた遊の顔、
完全復活した昂りに まとわりつく遊の胎内
そして、鼻にかかる甘い声・・・
全部・・・
遊の全部が 愛しい・・・
『はぁ・・あぁ・・ん///・・んっ・・んっ・・////』
『は・・っ!あ、ゆー・・っ、ゆ・・・///!』
瞼の裏がチカチカしてくる。
体が熱くて、甘く痺れて、
とにかく ものすごく気持ちよくて・・・
繋がってるところが溶けていくみたいな感覚に うっとり 目を閉じた。
『あっ・・あっあっ・・・///あっ・・ダメ・・・///!』
遊の腰がビクビク跳ねて
中も急激にうねり出す。
俺も誘われるように 激しく腰を突き上げる。
『ぁぁぁあ!イ・・っ・・イ・・ちゃ・・・っ///』
『う・・くっ・・・あ、俺・・も・・・っ・・////』
もう、2人とも限界が近い。
でも、まだ終わりたくなくて、
必死に歯を食いしばる・・けど、
もう もたない・・っ・・・
『あっ・・イくっ!イっ、んあぁ───///!』
遊の胎内が ギューッと締まって
必死で耐えていた限界は あっさり終わりを迎えた。
『あ・・っ!イく! 射精(で)る・・っ///!』
『っっ───ああぁっっ///!!』
―― 頭が 真っ白になる。
ビュクッ、ビュクッ と 2人の白濁が噴き出す。
俺のモノが弾ける度に、遊の体が跳ねる。
射精しきっても、それでも余りの快楽の余韻に
まったく動く事が出来ないでいると・・・
遊が 糸の切れた人形のように、パタリと倒れてきた。
荒い息のまま 言葉もなく、抱きしめあう。
こうして、久しぶりに遊を抱いて・・・
改めて 遊の事が好きなんだ・・・って
思い知った。
あ!でも それは、もちろんエッチが出来るから好きっていう意味じゃなくって・・・!
何て言うんだろ・・・
お互いの好きって気持ちをぶつけ合って、
分けあって、確認しあって、溶けあって・・
エッチが全てじゃないけど・・
エッチするから、分かることもある・・・
ってこと・・・
だって・・・今、遊への愛が溢れてる。
今まで以上に・・・
より深く、
より大きく
好き・・・
本当に 大好き・・・・
ううん、
好きじゃ足りない
─── 愛してる・・・・
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