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遊の災難☆27
*** 遊・side ***
ゴム越しのその わずかな脈動にも
快感を拾ってしまい後孔が、収縮する。
晃くんを飲み込もうとするように、
ヒクヒク蠢く。
『ん・・・!あ・・ん・・・・っ////!』
――と、体を起こした晃くんが、
嬉しそうに笑った。
『遊・・・、後ろだけで、イッてる・・・』
『・・・・え?・・・・・・・あ/////』
言われて、そこに目をやると・・
確かに・・・先端からは、とろとろと粘液が溢れているけど・・・イッてはいなかった・・・
『っ・・・・////』
お腹の辺りに、ぐるぐると熱が渦を巻いている。
まだ、繋がったままの晃くんが
僕の中心にスーッと指を這わした。
『あ・・・っ、あん・・・////』
気持ちよくて、ビクビクと腰が震える。
『かわいい・・・///』
『あっ・・・あっ・・・・///』
キュッと握られて、親指が粘液を塗り込むように先端をくりくり刺激され・・・、そのまま上下に擦られると、もう、ひとたまりもなかった。
『あっ!・・・イっ・・・////、あ・・、あぁっ!』
晃くんの手と、僕のお腹を白濁が濡らす。
『はぁ・・・はぁ・・・////』
『遊・・・、大丈夫?』
『・・ぅ・・ん・・・・・・んん・・っ!』
晃くんが、ゆっくり僕から出ていく・・・。
それが、すこし寂しくて、じっと目で追っていると、晃くんが恥ずかしそうに笑った。
後処理をすませると、僕の横に寝転んで、腕枕をしてくれた。
体を引き寄せられて、背中を撫でられていると、自分が思っているより ずっと 疲れていたのか、すぐに眠気が襲ってきた。
心も体も満たされて、晃くんの匂いに包まれて、僕は、スーッと意識を手放した。
『おやすみ・・・遊』
優しい、晃くんの声を聞きながら・・・・。
でも・・・、僕は知らなかったんだ。
僕が眠った後、
晃くんが1人 悩んでいた事を・・・・。
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