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遊の災難☆26
*** 遊・side ***
『・・・ん・・・・・っ・・・/////』
晃くんが、ゆっくり・・・ゆっくり、
僕の中を出入りしている。
それは、とても優しくて、緩やかで・・・
僕に触れる手も、限りなく 優しい。
朝、あの3人に触られた時は、
手が触れたところから、冷たくなって・・・
体が凍っていくような感覚がしたのに
晃くんが触れると、そこが熱をもって
体が温かくなっていく。
行為は緩やかでも、僕の感じるところを的確に刺激されて、ゆっくりと 確実に 頂点に追い上げられていく。
あまりにリアルに感じる晃くんの形に、
僕は感じすぎてしまって・・・
でも、刺激が足りなくて・・・
思わず、晃くんを締めつけて、
自分で腰を揺らしてしまう。
『あ・・っ、やぁ・・・・もっと・・して・・///』
足りない・・・、
もっと動いてほしい。
こんなに ゆっくりされたら・・・
感じすぎて、おかしくなっちゃいそう・・・
『ダーメ。
今日は、優しくするって決めたから』
『――////・・っ・・あぁ、・・・・やぁ・・!』
そう言うと、晃くんは僕の両足を抱え、膝裏に手を入れると、グッと押さえ込んできた。
そのまま覆い被さられ 両手も指を絡めてシーツに縫い止められた。
自分で腰を動かすことも出来なくなって、
ただ されるがままになる。
『あ・・・・、あ・・・・、あ・・・・ぁ・・』
ゆっくり、ゆっくり・・・
晃くんは、変わらず、同じ速度で出たり入ったりを繰り返す。
焦れったい・・・のに、与えられる快楽は、
とても大きくて・・・
『あ・・・・あ・・・・あ・・・・や・・・・や・・・っ・・・あぁ・・・・気持ち・・・いいっ・・・気持ち・・い・・よぉ・・・・・っ・・・///!』
目の前が真っ白になる。
体が、ふわり、と浮くような感覚。
『あ・・・、イ・・く・・・っ・・・////』
ガクガク体が震えだす。
──と、晃くんがグッと腰を押しつけて
僕の奥だけを目掛け、ゆるゆると突いてきた。
『・・っ、あ・・っ、あっ、・・イ・・イく・・///』
――目の奥で、光が弾けた。
やがて、訪れた絶頂は、長く、甘く・・・
体がふわふわ浮いたまま、もう戻れないんじゃないかって思うくらい の気持ちよさ。
それが、いった後も ずっと続いている。
『あ・・・・っ、あ・・・・っ・・・////』
『・・・・ん、・・・・ゆ、う・・っ!』
最奥で、晃くんが弾けて・・・
薄いゴムの中で熱が広がるのが分かった。
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