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新見さんと☆19
『え?ハル?・・・・おい!』
マズい!
やり過ぎた!
『ハル!ハル・・・・!』
『・・・・・・・・ん・・・』
名前を呼び続けていると、
少しだけ目を開けて俺を見たハルは・・・
『ひで・・みち・・・・の・・アホ・・・』
と、一言。
また、目を閉じてしまった。
俺の胸にもたれ掛かって、顔を隠す・・・けれど、
ハルの手が俺の背中に回されてきて、
本気で怒ってはいないんだと分かった。
『すまん・・・やり過ぎた・・・』
『ん・・・・』
しばらく、反省の意をこめて、なだめるように背中を撫でていたら、規則正しいハルの寝息が聞こえてきた。
ハルを抱き抱えて、寝室へ向かいベッドに寝かせると、俺は1人・・・・トイレへ直行した。
男なら分かるだろう・・・
俺の分身はしっかり反応していて・・・
とりあえず、出すモノを出してしまわないと、
非常にツラい。
1人むなしく、出すモノを出して・・・
ちょっとだけスッキリしたところで、リビングのソファーに戻った。
『あー、危なかった・・・』
でも・・でもなぁ・・。
今のは仕方ない、っつーか・・・ねぇ?
少しずつ、俺を受け入れようとしてくれている晴臣。
俺も、アイツのテンポで それにつきあって 行かなければ・・・
って、
頭では、分かっているんだが・・・・
俺の精神力
それから忍耐力は、いつまで 持つだろうか
途方に暮れる俺だった・・・
*** お わ り ***
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