「そろそろ挿れる？」 「し、らねぇよ。」 「挿れるよ。痛かったら絶対言ってよ？」 「わかった。」 「大好きだよ、カイ。」 奥の方は届かなくて解れてないからキツい。 「大丈夫？」 「だいじょーぶ。」 「無理しちゃだめだよ。」 「わかってる。……ぅっ…ぁっ…」 カイが苦しそうだったから、途中で挿れるのをやめた。 「なぁ、全部入った？」 「いや、まだ。半分しか。」 「は、半分！？」 「全部、挿れる？」 「…挿れて、ほしい…」 「わかった。痛かったら言ってよ？」 「わかってるってば。」 なんとか全部入った。 「大丈夫？」 「だいじょ、ぶ。」 「大好きだよ、カイ。」 「…おれ、も、すき。」 「可愛い。ちょっと動かすよ？」 カイが頷く。ゆっくりゆっくり動く。カイが痛くないように。怖がらないように。 「ぁっ…んっ…ぁっ…」 「可愛い」 「ぁっ、ぁっ…れ、んっ…ぁっ…」 「どしたの…？」 「す、き…ぁっ、ぁっ…」 「だから可愛いすぎ…」 感じてる顔も、声も、全部可愛い。俺だけが見られる姿。 「カイ、もうイっちゃいそう？」 カイが頷く。 「ぁっ、ぁっ、んっ…ぁっ…れ、ん…れん…っ…！い、く…っ！！」 「俺も…っ…！好き、だよ。」 「れ、ん…す、き…ぁっ、んんっ…！！！」 お互い果てた。