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第16話

ふわふわとしている青桜をそのまま休ませてあげたかったけど、青桜の中に放ってしまったから躰を清める為に一緒にお風呂に入る。 僕の腕力じゃ青桜を抱え運ぶ事は出来ない。 最初は一緒にお風呂に入る事も抵抗していたけど、「ここまでがプレイだよ」と言う僕の一言に可愛く頬を染め観念した様に青桜は頷いた。 実は中出しは身体に負担が掛かるって聞いてたし感染症リスクも有るって聞いてたから最後までやったのはこれが初めてだった。 前戯で解す様に指を入れてかき出せば良いのかな… 「青桜、四つん這いでお尻こっち向けて」 膝を痛めない様にバスマットを敷いてやる。 「ぇ…」 青桜が棒立ちになってる。 …少し顔色が悪い? そう思って彼の額にかかった髪を除けようと手を伸ばしたら青桜の体がビクリッと僕の手を払った。 ………っ? 「あ、ご、ごめんなさいっ  ビックリしちゃっただけですから!」 パチクリと驚いてしまった僕に青桜は申し訳無さそうに慌てて謝る 顔は真っ赤…ははぁん(ニヤリ) 「なに?さっきはあんなに積極的だったのに、  Domじゃない僕には触れられたくなく  なった?それとも命令されないとイヤな  の?」 「ち…ちがうっ  違わないけど…違うんです…」 最後の方は蚊の鳴くような声だ。 おいおい…どっちだよ。僕としてはそこもきになるんだけど? 「どうしたの?大きな赤ちゃんみたいだね」 青桜が口元がヒクリ動く 「ああ…バカだなぁ。先にシャワー浴びよう。  で、ゆっくりお湯に浸かってこのガチガチに  なってる体も心も解すぞ」 「だ、ダメですっ お湯が汚れるっ…から」 「まぁ…そうだよね…。そりゃイヤだよね。  お前のお尻からと言えども、元々僕の出した  ものだもんね」 「先輩っ、表現にデリカシーがないっ」 シャワーで簡単に髪と体を洗う僕に青桜が真っ赤な顔をして言う 「僕はお前の尻から出るものになんの  抵抗はないのに…」 「優先輩っ!それ以上その綺麗な顔でそう言うこと言わないでくださいっ」 そう言って彼の好きな僕の甘えた上目遣いで擦り寄りシャワーんかけながらキスをしてやる。 お前、絶対180cmじゃないよね。 身長の事なんて気にする事もないのに…むしろ僕より体格の良いお前を組み敷くのも僕的には萌ポイントなんだけど…この子にはそれが伝わらない。 「はぁ…ホント、お前は僕の顔好きだね。  どうせ体はまた洗わないといけないから  早くお湯に浸かりな」 「決して顔だけじゃないですよっ」 シャワーで洗い流される度に軽く触れるぼくの手にビクッと震えるその体に苦笑してしまう。 青桜は先に湯船に浸かり僕を迎える様に手を伸ばす。 「今日はこっちなの?」 自分の前に招き入れる青桜に聞くとコクリと頷く。 お前は抱かれたいくせにそう言うところは男だよな。 チャポンと水の音。 ギューッと青桜が、先ほどから僕を抱きしめたり、ビクッとしてはゆったりと腕を離したり落ち着かない様子だ。 「優先輩は…カッコいいし、それでいて時々  すっごい可愛い顔したり…  あ、いつもオレに優しくしてくるところも  大好きですっ」 僕の肩口に額をぐりぐり当てながら青桜が話し始める。 「はは、そんなに必死にならなくても気にして  無いのに」 今度は後の残らないような啄む様な口付けが肩や首筋に落ちてきた。 「…そっか、僕は優しいか…それは、たしかに  青桜にだけは優しくなれるね。」 「そんな事っ」 僕の笑顔に青桜が黙る。 僕は決して優しくはない。 自分に向けられる好意に対しては…特に。 まぁ、お年寄りと動物には優しいけどね。 「で青桜。今日のSEXどうだった?」 「気持ち…良かったです」 「そう?良かった」 「あの…先輩は?」 「7割がた良かったかな」 「ぇ…」 また、自分の中で悪い方に自己完結しているな。 「不満の1割は青桜が僕を先輩先輩って呼んだ事。  もう1割は青桜が素直になってくれなかった事。  もう1割はハマりそうで怖かった…かな」 バックハグしてくる青桜の手をとり、その甲に口付ける。 「そろそろ敬称も敬語もやめない?」 「そんな…」 「僕に甘えたいから?だったら仕方ないけど。  僕、結構お前が友人や仲間を呼び捨てにして  るの見て嫉妬してるんだよね。  分かんないかなぁ、この男心」 青桜がたじろいでいるのがわかる。 「でも…」 「青桜…僕を抱いてみない?そうすれば  対等感出るんじゃ無い?」 「ぇ?!」 「抱いてはみたくない?やっぱり抱くなら  女の子が良い?青桜はカッコいいから  大学でもお誘い多そうだなぁ」 「なっ、オレは優先輩だけです!」 「…ぇ?」 「お、オレは…優先輩しか知りませんからっ」 「°%#○*☆!!」 声にならない悲鳴とはよく言ったものだな。 ザバンッと立ち上がり浴槽から出ようとした青の局部を握りしめていた。 「青桜、話の途中で席を立つのはお行儀が  悪いよ。それだからお前の思考が意固地に  なるんだ。僕の事で頭をいっぱいにするのは  良いけど、それはベッドの中で、どう僕に  愛されたいからとか、もっと気持ち良くなる  為にどう媚を売るかを考える時だけで充分  だよ」 座れ。 の言葉に真っ赤になった青桜が身を小さくして大人しく座る。 僕が自分の足の間を指差したので青桜は仕方なさげに今度は僕に前に所在無さげに体操座りをして縮こまっている。 「昔は…お前の体の至る所にキスマークや噛み跡付けたものだよね」 ピクリと腕の中の体が跳ねる。 「あの頃は自分に独占欲が有るなんて気付かず  お前の体を好きな様に抱いていたよね」 首筋には届かないから背中にリップ音を落とす。 「どんどん成長して可愛かったお前がカッコ  良くなっていって…僕の周りの女子が僕に  お前は誰かと付き合ってるのかって聞いて  きたりして、知るかよって思ってた…」 ぎゅっと抱きしめる。 「今思えば、お前は僕のモノだとか無意識に  マーキングしてたんだよね…あの頃、自分は  男こそお前だけになってたけど、まだ  女の子も抱いていたのに…お前には、  その機会も与えなかったんだね…」 「せん…ぱ、い?」 「どうしよう、あお…お前が可愛すぎて  今すぐにおまえの中に入りたい」 戸惑う声の青桜を無視して腰を上げさせ手早くボディソープに手を伸ばし自分のものに塗りたくり青桜の中にグググっと自分の雄を入れる。 「あ…ぐっ」 「青桜、青桜…好き」 クチュ、クチュとゆるゆる腰を揺らしながら青桜の中を味わう。 少しずつ青桜の奥深くを開いていく。 僕の残した残液とシャンプーでスムーズに中に呼び込まれていく。 「せ…優さん…すごい、かた…い」 「この淫乱なオマンコは僕だけのものなのは  知っていたけど、こちらが未使用だったと  はね…青桜が僕だけの女の子だと思った  無性に可愛くなっちゃって」 やわやわと握っていた青桜のおちんちんがヒクヒクと反応する 「折角包茎にならないように剥いてやったのに  未使用だなんて…こんなに立派に育てて  あげたのに」 「オレ…は、ケツに…突っ込まれないと   もう、イケませ んっ!? ぁぐっ  ──あひっっ!!あひっっ!!だ、だめっ  激しいっ。先輩、もう行き止まりだからっ」 青桜の告白に僕のペニスはググンと大きくなり、青桜のS字結腸の入口をノックしていた。 チュパ、ジュバ、ヂュボと僕のペニスがその入口にキスをする卑猥な音が浴室ないに反響する。 「青桜可愛い…僕の形を覚えた良い子だとは  思っていたけど、ずっと僕専用だったん  だね…可愛い…可愛い。どうしよう、可愛い  すぎて止めてあげれないよっ」 より最奥に入りたくて腰を突き上げる。 「ひゃっ…ハゲ しっ、あっ、あ゛あ゛  やっ、せ ダメッ…ひぃ、ぐぅっ」 「僕専用のペニスケース…ううん。おちんぽ   ケース。今ちゅぽちゅぽ僕のペニスとお前の  一番大切なお部屋がキスしてるよ。  この貞淑で硬く閉じられた入口は一体誰の為に  開けるの?  ねぇ?青桜…この中まで入れたらピッタリ  なのに…僕の、僕専用のおちんちんケース…  おちんぽケースになりたくない?」 「せん…ど、あぐっ、あっ、ちゅぽちゅぽ  しちゃ、ゃあっ」 「違うだろ?『なりたいです』…は?  僕のじゃなくちゃここまで入れないよ?  ほら、分かる?良い子だね。少し扉が開いて  きたよ…ぁー、良い子。さぁ、僕をお迎え  して?僕専用のおちんぽケースになると  言って…」 腰を猿のように振る。  クソむさいオヤジに言わされてきた言葉を自分が使う日が来るなんて… でも、今は少しその気持ちがわかる…。 「あーお?」 「…オレ、を ゅ…せん ぱい の…あぐっ、ぁ゛──ひんっ!!あひぃっ!!あひい゛いいいぃぃん゛…っっ!!!」 ごめんね。止めてあげたいけど、無理。 気持ち良すぎて、無理。 青桜の少し低くなった男の声で、いやらしいおねだりの言葉をいっぱい言わせてグズグズにしたい。 青桜のファンや青桜の周りの人間の前てこうやって犯しながら言わせたい 「僕の?ほら、体は僕のおちんぽケースになり  たいみたい…また少し開いてきた…わかる?」 「はっ…ぐぅ、わか るっ、わがるっ  せんぱ…こわ、いっ、気持ちぃ゛あ゛んっ」 「もっと気持ち良くなろうよ。   ほら、聞かせて?」 「あひぃっ…ひっ、ぉれ、は。へ んふぁい、の  ヂ ンコぁっ、ぁ゛ げーす あ゛ひぃ  あひい゛ぃん゛…っっ!!! 」 ジャバジャバとお湯が激しく波立ち踊る。 大分お湯が浴槽から流れてしまったな…。 体が冷えないか心配してみたがその心配は必要無さそうだね。 体全体が淡く赤く染まっている…桜の様に… 「ほら、違うだろ?もっと可愛く言うんだ  『おちんぽケース』」 --------- 「ごめん…」 S字結腸に僕を招き入れた青桜はグッタリと浴槽にしがみついていた。 凄く可愛い声だった…全身を僕に委ね一生懸命僕のお願いに応えようとしてくれて…。 最初は未知の快楽に最初は戸惑い震えていたのに、それでも最後には自分で必死に腰を振るようになって…やば、また勃ちそう あ、そうだ。 「ひぁあああっ、な、何?!うぐっ…??!」 僕の思いつきの行動に青桜が悲鳴を上げた。 「あ、腸内洗浄しようと思って?  かき出すのとどっちがいいか迷ったんだけど  また恥ずかしがらせるのは可哀想だからと  思って」 シャワーヘッドを外したホースを青桜のお尻にあてがい、微温めのお湯を少しずつ入れてやったのだけど…不評だった。 僕は風呂場から追い出される羽目になった。

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