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第153話

きょうへいはおれが体調崩すと心配そうな顔をする おれが機嫌悪いと困った顔をする おれが笑うと一緒に笑ってくれる おれの機嫌が良いときょうへいの機嫌も良くなる でもおれだって きょうへいが笑ってたり 機嫌良さそうだと嬉しいんだ 吐いてスッキリしたのか 1度しっかり寝れたのが良かったのか 家に帰ってからは体調はだいたい良くなって 迷惑かけたけど きょうへいとの距離感が戻った気がした 「飯食えるか?なんか作るか買ってくるけど」 『マック食いたい、マック』 「やめとけ、そんな消化悪そうなもん」 『ええ、でもマックの気分だしもう元気』 「ダメ。マックは明日元気になったらな」 『えええ、きょうへいけち』 「ケチじゃねえよ。お前の身体考えてんの」 『マックの気分だったのに』 「ダメだって。うどんでいいか?」 『…うん、うどんにする。唐揚げは?マックのかわりに唐揚げだけ食べたい』 「揚げもんダメだって。うどんに卵入れてやるから我慢な」 と、きょうへいに言われて 我慢するしかなくて きょうへいはおれの為に言ってるから仕方なく我慢する事にした まぁおれきょうへいの作ってくれるうどんすきだし そしてしばらくして おれの前に出てきたうどんには さっき言っていた通り玉子が入っていて それ以外にもにんじんとか野菜も入っていた おれは野菜の気分じゃない、と 野菜はよけて食べて ごちそうさまをしてソファに寝ると 「あ!お前野菜食べなかったのかよ」 『…だって、気分じゃないんだもん』 「しょうがねえか」 と、きょうへいはそれを片付けて おれの前に小さく切ったフルーツを置く 「ビタミン取っとけよ」 と、言われて せっかくきょうへいが作ってくれたご飯を残したのが 急に申し訳無くなった 『きょうへい、』 「どうした?フルーツもいやか?」 『…嫌じゃない、食べる』 「食えるだけでいいから」 と、きょうへいは言ってくれたけど 食べやすかったそれはすぐに食べ終わって きょうへいに謝ろうときょうへいの様子を伺う 「どうした?変な顔してんぞ」 『…きょうへい、野菜残してごめんね』 「そんな事気にしてたのかよ」 『だって、』 「お前赤ちゃんだから野菜星型にしてやんねえと食えねえもんな?星型にしてやらなかったから食えなかったよな」 『赤ちゃんじゃねえもん、気分じゃなかっただけ』 「そうか?じゃあもう星にしねえよ」 『それはたまにはおれのために星にしてよ』 「お前の分星にすると俺の分が星型の穴あいた野菜になるんだよなぁ」 と、きょうへいは笑った そうだったんだ、知らなかった おれがあんまり元気じゃないとか 失敗して落ち込んでる時に たまに星形の野菜とか 動物の形のハムとか おれが食べやすいように考えて作ってくれる おれはそれが嬉しかった なんか星とか動物の形だと食べたくなるし きょうへいがおれの為にしてくれるのが 嬉しかった 抱っこ、と 隣に座るきょうへいの上に乗ると きょうへいはおれを抱っこしながらテレビを見ていて 今はえっちしてくんねえな、と一緒にテレビを見て終わるのを待つことにした きょうへいの好きな大河ドラマ見てるけど おれはじつはあんまり興味なくて でもきょうへいは大河ドラマ見てる時だけはおれに構ってくれないから 邪魔したら怒る なんか録画して見てるし 多分本当に好きなんだろうな 昔からずっと見てるし おれ理系だからあんまり歴史わかんねえんだよなぁ 暇だ、ときょうへいの上に乗ったまま携帯をいじっていると 一応、といった感じできょうへいは背中を撫でてくれる 手は動いてるけど視線はテレビでおざなりだ まぁきょうへいの好きなテレビだし邪魔しないけど、とおれは大人しく待ってる事にした そしてようやくテレビが終わって 構ってくれる、ときょうへいの顔を見た時だ 「なぁ、お前おしっこだろ、揺れてんだよさっきから」 『…え?』 あ、 言われてから気付いた おしっこ、ずっと行ってなかったなそう言えば 「あ、もうちょっと出てんじゃん」 と、きょうへいに言われると 更にパンツの中がじわじわ、と暖かくなって ズボンが濡れてきょうへいの膝まで濡れる 「あ、ちょい」 と、きゅっと先っぽを握られて 『んっ』 おしっこが止まる 「ちょい待てよー」 と、悠長にきょうへいは言うけど おれはおしっこ出そうって気付いてしまったから出したくて仕方ない 『はやく、だしたい、っんん、でる』 「トイレじゃねえけどな、ここ」 と、おれのちんぽを取り出してタオルを当ててくれる 「ほら、ゆっくりおしっこな」 と、きょうへいが言っている間にもすでにちょろちょろ出ていて きょうへいの手が離されると ゆっくりなんてできなくて じょわっと音をさせ一気に水が零れる 「あー、もう勢いよく出してんじゃん」 あー、おしっこ、気持ちいい たくさん溜まっていたみたいで じょろじょろと熱い水がちんぽの中通ってるのが分かって気持ちいい たくさんでてる、気持ちいい おしっこすんの、きもちよくてすき きょうへいにさせてもらってるみたいで いつも自分でしてる時よりずっと気持ちよく感じる ぜんぶでた、気持ちよかった、と息を吐くと 「なんでおしっこ行かなかったんだよ、お前」 と、きょうへいに怒られてしまう 『…だって、忘れてた』 「腰揺らしてたんだからおしっこしたかっただろ」 『……おしっこの事、考えてなかったから』 分からなかったんだ、 「おしっこ気持ちよさそうだったな、お前」 と、きょうへいは意地悪を言った 『それは、』 たしかに、そうだったけど、 なんでわかったんだよ、 「おしっこ気持ちいいからわざとおもらししたのか?」 『ち、っがうし、』 「そうか?でもお前のちんぽちょっとたってるよ」 『…え、?』 「ほら、」 と、こしゅこしゅ軽く上下に擦られる 「おもらしして勃たせるなんて、躾がなってねえなぁ」 『そ、んな、こと…』 にや、ときょうへいに笑われて 急にはずかしくなった おれ、きょうへいにだらしないって思われちゃった、 きょうへいの手の中でおもらしして 気持ちよくなっちゃった きょうへいの手の中でおもらしするの、気持ちよくてなってる 恥ずかしいのに それがなんとなく嬉しくて、気持ちよくて どうしよ、おれ、おかしいのかも

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