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第18話
「お仕置きはやめた。……大好きだよ、月。」
優しいキスがだんだん激しくなっていく。
海の想いを全身で感じる。
「俺も…好き…」
「もっと言って?」
海にねだられ、口を開くとすぐに海の舌が入ってくる。
これじゃ、言いたくても言えないじゃないか…。
そう思いながらも嬉しくて仕方ない。
「んっ……大好き……ん…あ…っ…」
またこうやって海と触れ合えてるのが嬉しくて涙がこぼれる。
「月、泣き虫だね。」
からかうようにそういうと、海はまた優しく俺にキスをした。
「海っ…大好き、もう離れないで。一人に…しないで」
ずっと言いたかった言葉。
口にしかけてはやめてたけど、もっと早く言うべきだったんだ。
「うん。俺も、本当にごめん。もう離れないから。離さないから…」
ぎゅっと海に抱きしめられ、俺も抱きしめ返す。
その後、何があったかなんて俺たちだけが知ってればいいこと。
ただ一つ言えるのは、海を煽りすぎるのはやめた方がいいということだけ…
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