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兄貴の悦び2
頭から熱いシャワーを浴びつつ、バックで執拗に責められた。全身濡れているので卑猥な音は聞こえないのに、兄貴の発する言葉がいちいち僕を刺激する。
部室で繋がってからというもの、兄貴は秘めていたことを素直に次々と口にしてくれた。
僕のナカで何度も絶頂する兄貴が、愛おしくて堪らない。兄貴の先端が最奥をぐりっと貫くたびに、脳漿がとろけて頭がおかしくなる。
『辰之おまえが好きっ、あぁっも、でるッ……!』
勢いよく放出される熱い液体を感じた。それでもピストンをやめない兄貴の動きに、僕まで巻き込まれてしまう。
「ああァっ!!!♡♡ やっ、な、んんん゛っ、なんかァく、る゛ッ、くる、きちゃ…うッッ」
無機質なシャワールームの壁に目がけて射精すると、それをアシストするように兄貴の手が僕のち〇ぽに添えられ、ごしごし上下に扱いた。
「ああぁっ♡ んんん…っ!もうやだ……っ」
『ヒクつきながら俺のを締めつけて、すっごく気持ちいい』
「兄貴っ…も、出ない、って…イったからぁっ!」
『また潮吹き見せて。繋がったままで潮吹きしたら、ナカがどんなふうになるのか知りたい』
(ちょっ兄貴ってば、探究心にも程があるって。こんなことされ続けたら、善がり狂っちゃうよ)
「らめぇ…っやめ、あ゛ぁっ♡ おかし゛く゛な゛る゛ッッ…」
兄貴の上半身に躰をあずけると、顔面にシャワーの温水が嫌というくらいにかかった。それを見てすぐにシャワーを止めてくれたのはいいけど、呼吸を塞ぐようなキスが唇になされる。
「ンンっ! ぁ、兄貴ぃっ…しゅき、好きだからぁ」
『俺も辰之が好きだ。もう誰にもおまえに触れさせない、俺だけのものにしてやる』
僕を抱きとめていた手が乳首を摘み、痛いくらいに感じさせた。それと同時に兄貴の腰が動き出し、卑猥な音がシャワールームに響き渡る。
激しい快感を伴う3点責めに僕はメスイキさせられて、意識を失ってしまった。
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