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あとがき
皆さま、本編に続き御高覧頂きまして、ありがとうございます🌸
そして、お気に入りやリアクションを付けてくれた方々にも深く感謝申し上げます。
これにて、高槻紫音編のスピンオフは完結となります。
このスピンオフは「蛇の生殺し」がテーマとなっており、じわじわと紫音が傷ついていくお話しと当初より心に決めておりました。
実は、紫音編のスピンオフでは時間軸が整理されることを目指しておりました。本編のアオ編では、アオの紫音に対する記憶が書き換えられていたり、龍野と紫音の言葉がごっちゃになっていたりしています。それだけ、アオが傷つき憔悴していたという事なのですが。アオくんの記憶が正しいものに戻っているのかは未だ謎ですね。
(本編から時間軸を気にしてくださっていた方がおりましたら、お気づきかもしれませんが!)
また定子と清少納言のやり取りも絡ませてみました。この歌はもどかしさもあり、しかし清少納言が決意を固めるきっかけともなっていると個人的には思っております。紫音とアオは定子や清少納言のようにはなりませんでしたが、恋愛とはまた別の強い想いが二人を繋げてくれたらいいですね。
あとは、運命の番が同じ花の香りだったらいいなぁという私の妄想も盛り込みました🌸
そんなこんなで、ちょっと暗くなってしまったので番外編を近日中に更新いたします。
「アオにプレゼントを贈りたいのだが」というタイトルで、悩む佐伯さんが出てきます!笑
最後に、ここまで読んでくださった皆さまに、もう一度お礼申し上げます。
ありがとうございました🌸
鳴き砂
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