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にゃんどぉぉっ?

〝大きな声では言えないけれど、僕……〟  それを始まりとしたフジの潜めた声音が口調同様にアスカの頭に密やかによぎる。 「ああ、クソっ」  と同時に悪態を吐き、ぞっとする記憶を振り払った。アスカは気分を変えようとキッチンに向かい、冷蔵庫からオレンジジュースを取り出して、それを片手に歩きつつ、フジに関しては気にする程のことではないと自らに言い聞かせた。胸の奥深くに女を感じなくなったのだ。男との繋がりも切れたと言える。フジとの接点も希薄となるのは間違いない。そう思えたことで不安が解消され、暇潰しのゲームにも気分上々で勤しむことが出来た。そのまま寝落ちしそうなくらいに楽しんでいたのだが、ぐっすり寝込んでいたはずのヤヘヱが目覚めたせいで、眠気も吹っ飛んだ。 〝ふおっふおっふおっ〟 「な……何?」  不意打ちに驚くアスカの耳に、闇の瘴気に酔い痴れるヤヘヱの勢いに任せた叫びがきんきんと響く。 〝にゃんど!にゃんどぉぉっ!〟

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