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い……ぃ?
「けど……」
アスカにすれば、前庭の状態には無視を決め込む男が恨めしいばかりだった。強者への挑戦という浪漫も忘れ、子供じみた癇癪を起こしそうになる。それをどうにかこうにか我慢して、穏やかに続けた。
「ポーチまで、短けぇがよ、石畳みだってあんのに?」
むすっとしたげな口の端を笑いの形に引き上げ、これこそが一端の大人と胸のうちで自らを褒め、知りたいことを口にする。
「で、迷うっうのはさ、なんでかって、そこんとこ、詳しくっう訳で……」
「……うむ」
ここでやっと男にもアスカの真意が理解出来たようだ。アスカが納得してのことだという、そうした考えから、からかって楽しんでいたのがアスカにもわかる。ところが理解したあとでも、男の態度に変わりはなかった。邪気のない微笑みもそのままに、アスカの疑問にあっさりと楽しげに答えていた。
「生垣迷路」
「い……ぃ?」
アスカはというと、驚きの余りに喉が詰まり、生垣迷路と言えずにいた。
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