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エピローグ2

「ああ、上手く行ってる」 WIAニューヨーク支部で一番人目に着きにくい機関室の奥。細工した通信機で定期連絡を入れる。 「本当に?良かったわ。 クリストファー•グラスゴー博士を手に入れる為にも、もっともっと懐深くまで入り込むのよ」 「ああ、わかってる」 「あの頭脳を何としてでも手に入れたいわ。 脅したりして無理矢理に協力させるんじゃなく、自らカサドールの為に身を捧げるように仕向けたいのよ。そうじゃ無ければ、あの天才を最大限に利用出来ない」 「大丈夫だ。ライリー•スイーツを利用する」 「ニック•カーターに、クリストファー•グラスゴー。どっちの弱点もライリー•スイーツ博士なのね」 「また情報があれば連絡する」 「ええ、宜しく。マイヤーズ隊長さん」 通信を切ると、マイヤーズは深い溜息をついた。 END 博士の憂鬱、終わりです!読んでくださり、ありがとうございました。 天才を主人公にしてしまったせいで、おバカな私は書くのに時間がかかってしまいました。 喋らせる度にGoogle検索が増えていて、頭が良い方々からしたらツッコミ所もあったかもしれませんがご容赦ください。がんばりました、、、。 こちらの博士の憂鬱は恋人はスーパーヒーローのスピンオフ的な感じです。 本編の恋スパは3に突入予定です。 引き続き宜しくお願いします。 また、エピローグにチラッと出ましたシェーン•スペンサー大統領は「恋人はスーパーヒーローformer generation」に若かりし10代の姿で登場しています。のんびり連載中です。 主婦の妄想にお付き合い頂きありがとうございました。 ★追記です。 恋人はスーパーヒーロー3連載開始しました。 クリスも出てきますので引き続き宜しくお願い致します!

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