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ベッドを買おう 7※
ベッドに寝かせ、結城の服を脱がしていく。
床に散らばっている服はどれが誰のものかわからなくなっていた。
「ふふ…ちゅー」
Tシャツを脱いで顔を出すと、抱きついてキスを強請ってくる。
それを受け止めていると、舌も腕もさらに絡められる。
ベッドに転がっているローションを手に出し、グチュグチュと音を出しながら馴染ませる。
キスを続けながら手探りで指を入れていく。
するとすんなりと受け入れられた。
「へへ、」
「りん?」
「新しいベッドくるんだから、エッチするに決まってるじゃん」
「変態」
「そっちこそ」
そんなやりとりとしていると後ろから抱きしめられる。
「けえ、た」
「はいはい」
ルイに軽くキスをして、結城の横に寝かせる。
「なんで、名前で、呼んでるの?」
一瞬なんのことかわからなかったが、結城のことを見ていて理解した。
「これは2人の秘密」
そういうと少し拗ねた顔をし、反面、結城は照れた顔をする。
「ルイは待ってて」
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