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『甘い告白』
「明日は休みだからいいだろ」
そう言って、園田は僕を抱き上げた。2回目の放出までの時間は長く、快感に泣き頭は真っ白になるほどだった。
目を開けると視界は肌色に覆われていて、身体に感じるのは倦怠感と重み。
胸が締め付けられて、涙が溢れてきた。
横向きに寝ていて、止められない涙はこめかみを伝って、頭の下にある腕を濡らした。
重みで動くことはできず。身動きも取れない。
「………ツ。テツ」
呼びかけると薄っすらと目を明けた。
「……久しぶりだな」
寝起きの掠れた声が目の前から聞こえる。
「アズ」
呼んで、その大きな手が僕の寝乱れた髪を撫でた。背中に回されていた手の重みが消える。
「テツ……ツ……テツ、好き……なんだ」
涙で熱く掠れた声で告げた。それはとても小さく、か細く震えて、聞こえたかどうかも定かじゃない。
フッと笑って、その唇が額に口付けて、瞼に触れて、唇に触れた。
チュッと音を立てて、触れ合った唇がゆっくりと剥がれる。
「…………そ…のだ?」
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