27 / 27

第27話 季節も過ぎて

 週に一度くらいの頻度で、教室には行かないけど、教官室などにたまに訪れていたレンは、2ヶ月くらい過ぎた頃から徐々に戻ってきていた。 もっとも、その間にも、数度ヌード写真が投稿されていたことは判っているらしい(俺は見ていないが)。 レンは、相変わらず。 春や夏のころと変わらずに、寡黙で、クラスに馴染むことはあまりないようだ。 初めてヌード写真があがって、女子たちが群がったあのときだけだ。 その時も、今思えば、レンはいつもの態度をそのまま通していたようで、 女子からは物珍しげに写真に興味があっただけだったのかもしれない。 その当人に、話を聞く段階で、素っ気ない会話だけだったら、あとに続くことがないだろう。 次々にネタを出してくるか?ヌード写真にそんなこと求められても限度はあるだろう。 話を盛ってみるか?しゃべるのが苦手なレンにとって、それは苦痛だ。 結果、自然と女子の方から離れていくことになった。しかも今回の自宅謹慎(ヌード写真が原因でという、噂話が流れてしまったのだ)もあって、レンに近づける人が少なくなって、そのネタについて触れる人はいなくなった。 レンと親しくしている人は、ほとんどいなくなった。俺と腐女子くらいなものだ。 当の本人にとって、そのことについて聞いてみたところ 「んー?べつに。静かな方がいいよ。一人でいるほうが気楽。」 と、本当に素っ気ない。俺たちにしてみたら、もうちょっと盛り上がる笑えるネタとかがあって、仲間と語らう時間があってもいいんじゃないかと、思ってしまうくらい。 それこそ、喜怒哀楽の表情が半分くらいしか感じない。 バドミントン部の活動も、冬に小さい大会があって、その練習もあるので、そっちの活動は続けている。 部の性欲処理係の後輩に、(最近はケツも使うことになってきていて)さくっと種付けて体育館に向かった。 本当に、これがジンクスになってきていて、気分スッキリしたほうが成績が良いのだ。7割強の勝率になるので、もうルーティーンになってしまった。 その後輩も後処理を終えて、あとから体育館に入ってきた。その後輩も、成績を残している。 最近入部したマネージャー(こちらは女子です)がデータ解析していて、俺たち二人だけが成績の高いのを疑問視していた。これはちょっと言えないと思って黙ってるんだけど。 あとで知ったんだけど、その後輩に詰め寄ったという話を聞いた。どう詰め寄ったかは聞いてないけど、口を割るかなアイツ?割ったところで、マネージャーは何も出来ないだろう。男同士でフェラするなんて。だったらマネージャーがその役割を担当できるか?無理だろうな。ビッチならともかく。 レンの方は、すっかりビッチになっちゃったので、毎週誰かとセックスしているという話は、本人から聞いた。 前回の話の翌日、LINEで聞いたら、動画付きで解説してくれた。いやそこまで求めているわけじゃないんだけどね。 だからオレは、動画は見てる。本人から直接。 最初に言ったように、SNSの画像は見てないんだけど。 だって動画のほうが、レンの姿が映えて、良いだろ? もうオレもすっかり、誰かに犯されてるレンをネタに、オレもリアルで犯すこと、これに興味を覚えちゃって。 「ぁ…ぁ、はぁぁ~」 この前に来た公園に、レンから呼び出され、またお尻を出され、中に欲しいって言われ、オレのはギンギンにいきり立って、自販機に手を付かせ、アナルに充てがったときの、このレンの甘い言葉が、オレの中のスイッチを入れる。いや、切ったのかな? そのまま体重を前にずらし、それが自然にレンの体の中に埋まっていくのを、オレ自身、瞬間に静まった平常心で、その様子を眺めていた。それが根本まで埋まったときに、再びスイッチが、切れたのか入ったのか、腰が勝手に前後に動く。 「は、ぁ、あ、はんっ、ん、う、ふぁ、あ」 レンの顔が振り向き、オレと唇を合わせる。ゾクッと背中に電気が走り、腹の中でそれが弾けた。その衝撃が前に伝わり、レンのアナルに突き進んだ。 「なあ、レンの家ってどこ?」 一息ついて、自販機にもたれかかって、ちょっと気になったことを言ってみた。 「ホテルとか、俺んちではやったことあるけど、まだレンの家じゃヤッたことがないだろ?」 「あー…、うん、いいかな。ウチくる?散らかってるよ。」 「うん、いいよいいよ、多少散らかってるのは。俺んちもそうだっただろ?」 と、さっとズボンを履いて、すぐに歩き出した。その自販機のすぐ近くの、横道に入って、2軒目。なんだ、こんなに近かったのか。 「ただいま~。あ、いまは誰もいないから。どうぞ。」 誰もいなくても、ちゃんとただいま言ってるんだなと感じ、2階に上がってドアを開けた。 かくして、部屋は、オレのより散らかってた。 布団と机はきちんと揃えてあったんだけど、それ以外の戸棚とか床面は散らかっていて、バランス悪く散らかっていた。 「すげーなこのパソコン。使いこなしてるのか?w」 机の下に、黒いボックスの大きめのパソコンがあり、机にはディスプレイが24型と22型の2台。 「これね、オジサンから買ってもらったの。たまにオジサンたちが使いに来るんだけど、僕のセックス動画を、このパソコンに落としていくんだ。編集とかはオジサンたちの家にあるパソコンでやるんで、ここはただのファイルサーバの役割だけ。ハードディスクだけは20テラあるけどね。でも性能は良いから、グラフィックボードも高いの積んでるし、」 ごめん、それ以上の説明は分からないから、もういいよ。でも、あのオヤジたちはよく来てるのか。 「うん。だからカメラとかスマホとかスタンドとかの機材もあるし、あとエッチな下着もSMグッズも置いてるねえ。他の人のセックスも、ウチで撮ったことあるよ。」 ほらほらと言ってなにやらカメラのセッティングしてるけど、何をするつもりなんだ? ピッ 「このスマホでいま撮ってまーす。僕の恋人の、蓮が、はじめてうちに来てくれた記念撮影です。」 内心、恋人だってよっ、恋人、って思ってるうち、ベッドの縁に座らせられ、横について抱きついてきた。 「はいっ、この人が、蓮です。僕と同じ名前です。」 イェーイとピースサインをし、ほっぺにキスしてきたw。 そしてオレのズボンに手を伸ばすと、全部脱がされ、今度はチンポをちょっとしゃぶって大きくすると、レンが手に取りアナルに充てがってきた。 「僕と蓮の初ハメ撮り、いきまーす」 カメラに正面を向き、股を開いて、オレのがレンの中に入っていくところを、 「見えますか~?ほら、入ってきたよ~」 と実況しながら、腰を落としていく。さっきの中出しした精液がローションになって、ヌプヌプっとめり込んでいく。 その様子を、最後まで、2回中出しするまで、そのスマホで撮られた。 オレの意向などお構いなしに。というか、俺も黙って撮られたままでいたのも、向いているとか好きだったんだねとか言われて、…そういうことなのか、な~?って。 なんだかレンの好きなことには、俺も付き合えるんじゃないかなんて言われたけど、そういうことなのかな? 「んで?いまは何をやってるんだ?」 レンはセックスを終えたすぐ後に、そのスマホをパソコンと繋げて、なにやらカチカチ動かしてる。素っ裸のまんまで、オレの精液が顔にもついてるままで。 パソコンの赤い光とか青い光とかがピカピカ反応していた。 「あぁ、オジサンにデータ送ったトコ」 「は?送ったって?」 「いまのセックス動画。あ、もう返事が来たよ。また撮ってくれってさ。」 「おい、ちょっと待てよ、オレは」 「出演料も相談したいってさ。今まで黙っててゴメンだけど、動画の売上があるんだ。」 「え、いや、あの、オレは、」 「僕だって、考えてることはあるよ。言ってないだけで。蓮にだったら、喋ってもいいかな〜って。ねっ?」 うーん、このレンの可愛い顔で言われたら…。オレのこと、ホントにお構いなしなんだな。 レンのセックス動画に、オレも映ってる作品が売りに出されてるらしい。 まあ、レンからその動画も見せてもらったけど、 「こんなの買うヤツって、そんなにいるのかぁ?」 「これが3本目だけど、今までの作品に比べても、蓮と出てる作品が売上高いらしいよ。恋人から寝取って犯すのが、トレンド入りしてるらしいから。」 オレには、レンがただただセックス好きにしか見えないんだけどな。 「それに、蓮も、僕が犯された後のセックスの方が興奮するって言ってるじゃない?」 ま、たしかに、妙なゾクゾク感がたまんないんだよな。汚されたレンの姿を見るのが。この汚れたお尻を。 さわっと手をレンの尻にあてる。 「んぁっ。ふふっ、蓮、好きだよ。」 ベッドの上で、全裸で寝そべってるレンの尻を眺め、オレもさっきのセックスが終わって全裸のまま。 その回りを、今日は4台のカメラと、3人のオジサンに囲まれて。 みんなに見られながら、動画を撮られながら、レンの体を引き寄せ、唇を重ねた。 終わり

ともだちにシェアしよう!