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9-11
♢
散々イき続け朦朧とした身体を突き上げながら
放置していた胸の突起を捻り上げる。
「っひ…ッ、ひぅ"……ッ、!」
その程度の事でも犬は悲鳴のような嬌声を上げ、ガクガク震えた手足を引き攣らせ、逃げようと足掻く。
シーツは皺を深くし、流す雫を染み込ませて。
「 ッ、 ふぁ…あっ、ァァ"……!」
何度目かも分からない絶頂を迎え白濁も吐けずに震える姿を見下ろし、大量の欲を腹の深層へぶちまける
睫毛を震わせ真っ赤な頬に涙を滴らせた犬は
とろんと目を閉じ脱力し、拘束具に手足を繋がれるがまま大きく足を開いただらしない格好になり、
かくんと意識を手放した。
「っ……はは。」
限界を迎えた犬が意識を手放してからも
気が済むまで突いて、犯して、吐き出して、
小さな身体の最奥までを嬲り続ける。
やがて出し尽くし満足した自身を抜くと、意識をなくし緩んだ穴からはどぷっと勢いよく欲が溢れた。
「……っ、……ぁ……ぅ…、」
ぴく…ぴく…と震える犬の身体はどろどろで
前にも後ろにも大量の白濁を伝わせて、
涙に汗、唾液で濡れた顔は、口を開き惚けている。
すでに意識をトばしている犬の頭を
褒めるように撫でながら、声を掛ける。
「良かったぞ、わんこ。」
「…っ、……ッ、」
余韻で蕩けっぱなしの犬から返答はなかったが
全身に残る痕が支配欲を満たしていて。
小さく笑い、どろどろの内股に噛み付くと
びくんと震えた身体を満足げに見下ろし、
乱れた衣服を整え、その部屋を後にした。
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