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◇
「っ、ぁ…、あ、ふぁ…ッ、ぁ…!」
「ユーリくん気持ちいーい?」
「…ひ、ぅう…っ…へぁ、ぁ…あぅッ、」
「いっぱい気持ちよくなろーね。」
大雅が片脚を掴み横に向けたユーリくんを激しく突き上げるから、
オレは優しく前を扱いて、胸の突起を弄ぶ。
手に収まるサイズのユーリくんのものは扱かれるたびに透明な蜜を吐き出し絶頂を繰り返し、
思考の鈍ったぐずぐずな身体は絶えず嬌声を上げた。
「薬バカ効きじゃねぇか、スゲェイイ…ッ!」
「大雅の為じゃないんだから加減してよね。」
「るっせぇよ、あー…イく…!!」
「…ぁ…ッぁあ、ひ、ぁッ…ぁ…!」
びくん、と大雅の吐精に合わせ身体を大きく震わせたユーリくんのものは、引き抜かれても吐精せず、痙攣し、蜜を垂らしたまんまで。
「空イキしちゃったんだねぇ、よしよし。」
「ッひ、ひ……っ、」
「イキっぱなし辛いねぇ?舐めたげる。」
「んィっィ…ぃ、ひぃ……ッ!!」
口に含んだだけで鋭敏すぎる身体は跳ね、
思い切り背を浮かし引き攣った腰を突き上げる。
張り詰めているたまをぐりぐり弄って竿を擦り、先端へ割り入れるように舌で突くと、
声にならない悲鳴を上げたユーリくんはガクガクと腰を震わせ、思いっ切り吐精した。
口に溜まったものは薄くなっていて、連日の無理は可哀想かなーと思いつつ可愛い反応を続けるユーリくんの頭を撫でる。
ずっと泣いてるし後で水分摂らせてあげないとな。
ついでに存在を思い出した先輩を見るとすっかり俯いてしまっていて、またストレスが募り近づく。
轡を外し、自分の唾液と混ざったユーリくんのものを塗りつけるように舌を絡めた。
「ちゃんと全部見てなよ、先輩。」
「………ああ。」
虚ろな目で応える先輩は、
戒めとでも思っているのか無抵抗でつまんなかった。
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