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「待てぇーーいっ!!貴様なにを考えて、ゴホッ…グッ、ゴホホッ!」 「陰山、大丈夫かよ?」 「ぐ、ホッ…ゲホゲホゲホっ 貴様の目には、ゴホッ…俺が大丈夫な様に見えてるのか?グホッ、ング… 久々に大声を出して気管支が… はぁ、はぁ…どうしてくれる! このまま咳が止まらずに肋骨も折れるは、呼吸困難になって、食事も出来なく……」 「陰山?なんか震えてる?」 そうだ、もし…… この咳のせいで食事もままならない状態になり、終いにはミイラの様に痩せ細っては動くのも億劫に… 引きこもりになって、誰からも知られる事なく ひっそりとそのまま餓死…… きっと俺の死因は咳のし過ぎそんな間抜けな事に…… そんな事になる… 「なったらどうしてくれる!」 「えーー、よく分かんないけどさ… 大丈夫、大丈夫!俺が助けるから大丈夫!」 「は?」 「だから!」 「え?お、ぉおい貴様!」 突然、面と向かって両肩を掴まれた 近い! 何だこの近さは! 男同士向き合うこの小っ恥ずかしさと、陽向の笑顔が何を物語っているのか分からない不安が入り混じる 「おい、離…」 痺れを切らしたのは俺で 口を開いたのと同時に掴まれた肩に力がこもった 「陰山の事、一生守るし大切にする! だから付き合え!」 「なーーーー!!っ、グホッゲホ、…んぐ、ゴホッき、貴様ぐはっンゴっ」 「え!オッケー?いいの、陰山! ヤッターー!!」 「っ、違…ゲホゲホゲホっ、ゴホッ違うと…ん、ゴホゴホっ」 告白は命令形だった

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