2 / 2
第2話(攻め視点)
高校時代から好きだった西野秀也(にしのしゅうや)先輩と、大学を出て社会人になってから2年振りくらいに再会した。
さすがに自分の気持ちは冷めてるだろうって思ってたのに、先輩の顔を見た途端、気持ちが再燃した。
何でこの人の事、今でもこんなに好きなんだろう。
好みなのは見た目だけの筈なのに。
性格なんて、本当に最悪最低の先輩なのに。
高校時代に一目惚れして、告白して酷く振られても何故か気持ちは変わらなかった。
俺だけじゃなく、先輩はどんな相手からの告白も酷い言葉で振っていたからかも知れない。
まるで、嫌ってくれとでも言うように。
俺は振られてもめげずに、何度も告白した。
告白するといつも先輩は一瞬だけ苦しそうに顔を歪める。
他の奴らからの告白に対しては表情も変えずに酷い言葉を投げつけて振っているのに、俺を振る時だけは言葉は同じでも表情が違った。
それがどんな感情からくるものなのか、当時は全くわからなかった。
俺の時だけ顔を歪める。
多分、しつこい俺の事を心底嫌いなんだろうと思っていた。
それでも何故か先輩に対する気持ちは変わらなくて、そのせいで随分苦しんだりもした。
先輩の真意を知ったのは、俺が暴走して先輩を無理やり襲った後の事。
強姦でもいいから、とにかく思いを遂げる事しか頭になくて、先輩の言葉なんて信じようとしてなくて。
先輩の真意と本当の性格を知ったのは、既に事が済んでからだった。
自分から嫌われるように仕向けて、高校時代から誰とも付き合った事がなかった先輩は、おそらくあれが初体験の筈だ。
初体験が強姦だなんて、先輩はどれだけ心に傷を負っただろう。
確実に、今度こそ本当に嫌われたと絶望した。
それと同時に、先輩に対する気持ちが変わらなかったのは何でなのか、何となくわかった気がした。
先輩の演技には気付けてなかったけど、本質的な部分に惹かれていたからだろうと今ならわかる。
好きって気持ちは理屈じゃないのだ。
今更気付いたところで、もう手遅れだろうと思ってた。
強姦という最悪な形で思いを遂げてしまったんだから。
だけど先輩は、俺の想いを受け入れてくれた。
先輩は子供の頃から人見知りが激しくて、人付き合いが苦手で、他人に気を遣うのが下手だった為にわざと嫌われるような態度を取る事で自分の周りに壁を作っていたらしい。
嫌われてしまえば気遣う必要もないし、気楽でいられると思っていたんだと言う。
最低最悪な性格なんじゃなくて、とても不器用な性格だったんだと理解したら、先輩の見た目だけじゃなく中身も凄く好きになった。
先輩は、過去に俺を酷い言葉で振った事を謝ってくれて、償うと言ってくれた。
覚悟しておいてねなんて言ってたけど、俺だって先輩から離れるつもりはない。
高校時代からの片想いをずっとこじらせてたんだから、むしろ先輩の方こそ覚悟しておいて貰いたい。
俺も高校時代からそこそこモテてはいたけど、常に先輩の事が頭にあったからまともに付き合った相手はいない。
まずは体だけでもいいからって誘われて、ほんとに体だけで終わる相手ばっかりで、そのお陰でそっちの経験は男女共にそれなりにあるけど。
先輩は俺が初めてなのに、俺の初めては先輩じゃなくて申し訳ない。
気持ちは常に先輩にしか向いてなかったけど、若かったから性欲は人並みにあった訳で。
先輩はそういうの気にしないみたいだから、あえて俺からは言ってないけど。
あの後先輩には、いつでも遊びに来て下さいって言って部屋の合鍵を渡した。
受け取った時の先輩は、最初きょとんとしてたけど、直ぐにふんわりと微笑んだ。
先輩がこれまで見せた事のない、幸せそうな笑みだった。
先輩が俺を受け入れてくれてから1ヵ月くらい経って、高校時代から仲が良くて大学でもよくつるんでた友人に、先輩と付き合える事になったと報告した。
そいつは高校時代から俺の片想いを知ってていつも俺の相談という名の愚痴を聞いてくれてた奴だから。
電話で報告したら凄いびっくりしてた。
それもそうだろう。
あいつも先輩の女王っぷりは知っている。
大学時代はいつも俺の事を心配して、合コンとかにもよく誘ってくれてたから。
今度、飲みに行こうって約束した。
けどなかなか都合が付かなくて、そいつと飲みに行ける事になったのは報告から更に2ヵ月くらい経ってからだった。
金曜日の今日、やっと都合のついたそいつ─有村と2人で居酒屋で飲んでいた。
場所は俺のマンションからも徒歩圏内の、俺の行きつけの居酒屋チェーンだ。
先輩に今日友達と飲む事は伝えている。
「マジかー。女王様のアレ、演技だったのか」
「人見知り激しくて人を気遣うのも下手で、人と関わるのが怖かったんだって」
俺は当時を思い出しながら酎ハイを呷る。
高校時代の先輩は、女王様じゃなくて傷付いた野良猫みたいな感じだったんだろうと想像した。
「不器用すぎるだろ。けど、女王様が本来の性格を全面に出してたら、当時のお前はライバル多くて大変な事になってただろうな」
有村はビールのジョッキを傾けながら楽しそうにそう言う。
それには俺も激しく同意した。
先輩が女王様を演じてなかったら、人見知りで不器用な性格を差し引いてもきっとかなりモテたに違いない。
女王様を演じていた時だって、俺以外の男から告白されまくっていたんだから。
先輩と何回目かにデートした時に、何でだか昔から同性にモテるんだよね、と困ったように笑って言ってたのを思い出す。
当時は酷い言葉で振ってたから、先輩は振った相手から恨みも買ってた。
先輩を強姦しようと考える奴も当然多かった。
だけど先輩がそんな目に遭う事なく、平和に過ごせていた理由を俺は知ってる。
よからぬ事を考える奴らの行動を、俺が先輩に付きまとう事で結果的に妨害してたってのもあるけど。
当時、先輩を好きだった奴らが勝手に牽制しあって勝手に自滅していってた事実も大きい。
あいつらの中で不可侵条約的なものが結ばれていたんだと思う。
自分のものにならなくても、他の誰かのものになるのも許せない、みたいな。
先輩を強姦するよりも、他のライバルを潰す事に力を入れていたみたいだから。
うちの高校は男も女も顔の良い奴を崇めるようなとこがあったし。
これは本当に、先輩は運が良かったとしか言えない。
誰か1人でも暴走していたら、きっと先輩は襲われてボロボロに傷付いてただろう。
だけど何て言うか、高校時代から先輩には独特の雰囲気があった。
残酷な女王様であると同時に、穢してはいけない高嶺の花っていうか。
だから、恨まれてはいても酷い目には遭わずに済んでいたんだろう。
何年も経ってから、最初に暴走したのがまさかの俺だった訳だけど。
有村とは、先輩の話から今現在の話までダラダラと飲みながら話していた。
気付いたら結構な時間が経っていて、またその内飲みに行こうと約束してお開きになった。
思ったよりも飲んでしまったから明日は二日酔いかなーとか、明日は先輩と会いたいなーなんて思いながら帰路につく。
自宅に到着する頃には足元もフラフラになっていた。
話が弾んで、許容量を超えて飲んでしまったみたいだ。
有村が酒豪なのも災いした。
玄関で何かに躓いたけどどうにか転ばずに靴を脱いで部屋に入る。
リビングに行くと、テーブルの上に何か置かれていた。
大きめのお椀にラップがかけてある。
どうやら雑炊のようだ。
先輩が来てくれたのかな?と思ってお椀を取ると、傍に紙が置かれているのが目に入った。
どうやら先輩が夜食を作りに来てくれたらしい。
先輩の字で、温めて食べてと書いてあった。
こういう気遣いもできる人なんだ。
俺はますます先輩が好きになる。
スーツのまま雑炊を温めて食べた。
塩分控えめで、優しい味がした。
ふらつきながら寝室に入って、脱いだスーツをハンガーに掛けてクローゼットの表に引っ掛ける。
換えの下着を掴んで風呂に向かった。
脱衣カゴの中身が空になってる。
もしかして先輩は洗濯もしてくれたんだろうか。
浴室に入ると、浴槽にはお湯が張ってあって保温されていた。
マジか。
先輩、もしかしてスパダリか。
しかも先輩の好きな入浴剤が入れてある。
もしかして先輩、お風呂に入ってから帰ったのかな?
そして俺が入るのを見越して保温にしてくれてたのかも知れない。
どんなに帰宅が遅くなっても、俺が必ず風呂に入るのを先輩は知ってるから。
嬉しい気遣いだった。
ゆっくり暖まって風呂から出る頃には、意識は朦朧としていた。
寝室に戻ると、電灯も点けないで手探りでベッドに潜り込む。
明日は休みだし目覚ましをセットする必要もないし、そのまま布団にくるまった。
つもりだった。
何か大きな物がベッドの中にあって、それが布団の端を掴んでるみたいで布団がこっちに来なかった。
朦朧とする意識ではそれが何なのか、はっきりと認識する事はできなかった。
そのまま俺は眠りに落ちた。
そして、目が覚めたら朝だった。
ベッドには俺しかいない。
昨夜のあれは何だったんだ?
夢でも見てたのかな?
そう思いながら起き上がると、寝室のドアがゆっくり開いた。
顔を覗かせたのは先輩だった。
「あ、もう起きてたんだ?朝ご飯作ったんだけど今から食べる?」
先輩は俺を見てにっこり笑ってそう訊いてくる。
もしかして、昨夜ベッドの中にあった大きな物って先輩だった!?
「せ、先輩、いつから来てたんですか?」
恐る恐る訊くと。
「昨日、広喜が帰って来る前に来て、洗濯してお風呂沸かして雑炊作って待ってたんだけど、お風呂借りたら眠たくなっちゃって」
「⋯⋯もしかして昨夜ベッドで寝てました?」
「うん。勝手に寝ちゃってごめんね。広喜が帰って来たのも気付かないで寝てたみたい」
「いや、全然問題ないです!雑炊美味しかったです」
「そう?ありがとう。朝ご飯できてるから食べよ?」
「はいっ」
俺は飛び起きて、先輩の後に続いた。
先輩が作ってくれた朝ご飯は、しじみの味噌汁、だし巻き玉子、鯖の塩焼き、お新香。
旅館の朝食みたいなメニューだった。
どれも美味しかった。
二日酔いの事を考えてなのか、しじみの味噌汁だったのも嬉しい気遣いだ。
食べ終わったタイミングでコーヒーを出してくれる。
凄い至れり尽くせりで、こんなに幸せでいいのかと思ってしまう。
コーヒーを飲み終わってから、ソファで寛ぐ先輩の膝に頭を乗せて横になった。
「どうしたの?」
先輩はびっくりした顔で俺の顔を覗き込んできたけど、すぐにくすっと笑って頭を撫でてくれた。
「幸せ過ぎて怖いです」
「ふふ、何言ってんの」
「もう先輩いなくなったら俺生きて行けない」
「いなくならないよ」
顔を先輩の腹に埋めて、腰にギュッと抱きついたら先輩はまた俺の頭を撫でてくれた。
安心させるようにゆっくりと。
俺は先輩の匂いを吸い込んだ。
優しい匂いがする。
匂いフェチって訳じゃないけど、先輩の匂いが好きだ。
先輩の匂いを嗅いでると⋯⋯。
俺はムクリと起き上がると、先輩を抱えて寝室に向かう。
横抱きにされた先輩は、きょとんとした顔で俺を見つめてるから、これから何をされるかなんてわかってないんだろう。
ベッドの上に下ろされてから、ようやく先輩はわかったみたいで顔を赤くした。
「ま、まだ朝だよ?」
先輩はおろおろとしているけど、抵抗はしない。
「朝食後のデザートに先輩を食べさせて」
そう言って、先輩の唇を塞ぐ。
しばらく唇を貪っていると、先輩の体から力が抜けていった。
唇を離す頃には、先輩の目はとろんと蕩けていた。
可愛い。
好きだ。
首筋や鎖骨にキスを落としながら部屋着を剥ぎ取る。
ダボっとしたスウェットの下はタンクトップだった。
タンクトップをたくし上げて、出てきた乳首を唇で挟む。
「んっ」
先輩は唇を噛んで声を堪えてる。
「声、聞かせてください」
俺は先輩の声が聞きたくて、もう片方の乳首を指でつまんだ。
「あっ、んんっ」
先輩が喉を仰け反らせて体を震わせる。
覆い被さってる俺の下腹に、先輩の固くなったモノが当たった。
俺は手早く先輩のズボンと下着を剥ぎ取った。
綺麗な色のペニスがプルンと出てくる。
経験が少ないからなのかはわからないけど、先輩のココは綺麗な色をしてると思う。
元々色白だし、ココの色素も薄いんだろう。
先輩のペニスを手で優しく扱いていくと、先端から先走りが溢れてきた。
それを指に絡めてさらに扱く。
「あっ、やっ、そんなに強くしたら⋯⋯っ」
先輩が俺の手を外そうと掴んできた。
それでも手の動きは止めないでいると。
「あ、あ、ああっ」
先輩の腰がビクッと震えて、俺の手の中に白濁を吐き出した。
顔を真っ赤にしてふるふると震えている姿が可愛い。
やがて先輩は悔しそうに俺の事をキッと睨むと、俺の服を脱がせにかかった。
膝立ちになって、抵抗しないで脱がされていく。
先輩の手が俺のズボンと下着にかかる。
俺のペニスも既に臨戦態勢だ。
先輩よりも色の濃い、先輩のと比べるとちょっとグロテスクなブツ。
だけど先輩は躊躇いなくそれを口に含んだ。
まだフェラは余り慣れてないみたいで、舌使いは拙いけど、先輩の綺麗な口に俺のブツが入ってるのを見るのは興奮する。
膝立ちの俺の前で、ほぼ全裸で四つん這いになってフェラする先輩。
もう視覚の暴力だ。
眺めてるだけで爆発しそうだ。
先輩の前髪をかき上げると、少し苦しそうに眉を寄せてるのが見えた。
それが何故だか凄く色っぽくて、危うくイくとこだった。
危ない危ない。
このままだと本当にイきそうだったから、先輩の頭を俺のモノから離した。
先輩は不満そうにしてたけど、抵抗しないで口を離してくれた。
「イかせたかったのに⋯⋯」
不満そうに呟く先輩が可愛い。
「先輩のナカでイきたいな」
少し屈んで、先輩の耳元で囁いた。
先輩はぴくっと肩を震わせると、顔を赤くしてゆっくり頷く。
俺は先輩の体を引き上げて、ベッドに押し倒した。
常備してあるローションをベッド脇の引き出しから取り出す。
手の平にたらして温めてから指に絡めて、先輩の後孔へ持っていった。
ゆっくりじっくり、先輩の後孔を解していく。
相手がただのセフレだったら、こんな事はしない。
男は大体慣れてる奴ばかり相手にしてたから、ヤる前に自分で解しておいてって言ってたし。
こっちは臨戦態勢なのに、解す作業で萎えたくなかったから。
けど、現金なもので先輩が相手だと解してる時の腰のビクつきとか、感じてるのを耐えてるような息遣いや思わず出てしまった声を聞いてるだけで萎えるどころかもっと滾る。
どのくらい解しただろうか。
指が楽に3本出入りするようになってしばらくして、先輩が懇願してきた。
「ね、おねがいっ、もうっ」
「うん、俺ももう我慢できない、ですっ」
指を引き抜いて、ゴムを着けた自分のペニスを先輩の後孔に宛てがって正常位でズブッと侵入する。
そのまま激しく腰を打ち付けた。
「はっ、あっ、あぅっ」
先輩は耐えきれないといった感じで首をふるふると振る。
少し前から中だけでイケるようになった先輩は、多分今軽くイッてるんだと思う。
腰を打ち付ける度に、先輩の背中がしなって腰が浮いてる。
「やっ、止まってぇっ、おかしくなるっ、ああっ」
「もっとおかしくなってよ先輩」
腰をびくびくさせながら俺から逃げようとする先輩の肩を押さえ込んで、先輩の耳元で囁いた。
快感に翻弄されてギュッと目を閉じて首を振ってた先輩が、ゆっくりと目を開けて俺を見た。
何か言いたげだったから、腰の動きを緩めて先輩を見つめる。
「あっ、ん、広喜になら、おかしくされてもいぃああっ、あっ、ちょ、っと、まっああっ」
先輩が最後まで言う前に、再び腰を激しく打ち付けた。
そんな事言われたら。
そんな事言われたらっ!
抱き潰しちゃうよね。
夢中で腰を振って、一度吐き出してもすぐに復活してまた振って。
それを3回くらい繰り返したら、先輩はぐったりと気を失ってしまった。
激しすぎたかと反省しながら、力の抜けた先輩の体を抱きかかえてお風呂に行った。
ゴムを着けてたから中には出してないけど、汗はかいてるし先輩の精液で先輩のお腹は濡れちゃってるから洗わないとね。
先輩の体を洗って、服も着せないでベッドに寝かせて、俺もささっと汗を流して風呂を出る。
全裸で寝てる先輩を見てまた股間に熱が集まって来るけど、さすがにこれ以上はダメだ。
先輩に新しい部屋着を着せて、俺も着て、ベッドに上がって先輩を抱きしめた。
そしてそのままうとうとしてたらいつの間にか寝てしまってたらしい。
目が覚めたら、先輩の姿はなかった。
もしかして、怒って帰っちゃった!?
焦って飛び起きて、リビングに向かうと。
「あ、起きた?お昼ご飯食べれる?もうお昼だいぶ過ぎちゃったけど」
先輩はどうやら昼ご飯を作ってくれてたみたいだ。
やっぱりスパダリ?
いや、ダーリンは俺だから、スパハニ?
「先輩、体は大丈夫ですか?」
「ん?うん、大丈夫だよ」
俺が訊くと、先輩は少し顔を赤くして答えた。
地味に体力付けてきてるよね、先輩。
付き合い始めた頃は行為に体が慣れてなくて、次の日はまともにベッドから起き上がれなかったのに。
まあ先輩に対して絶倫な俺にとっては、体力付けてくれるのは嬉しいけど。
「あのさ、お願いがあるんだけど」
「何ですか?」
先輩からお願いなんて珍しい。
「付き合って結構経つじゃない?」
「そうですね?」
確かにもう3ヵ月以上は過ぎてる。
そんな先輩からのお願いがどんなものか想像つかなくて、首を傾げてしまう。
先輩はそんな俺を見て、照れたように俯いた。
「そろそろ、“先輩”じゃなくて、名前で呼んで欲しいかな⋯⋯って」
そして、そんな事を言いながら上目遣いで見られたりなんかしたら。
「秀也さんっ!大好き!愛してます!」
抱き締めて。
「ん、んんっ」
キスして。
「えっ?何?」
そのまま子供抱っこで寝室に連れ込んで。
「な、何?またやるの?」
第2ラウンドに突入するに決まってるよね。
先輩⋯⋯秀也さんが作ってくれた昼ご飯は、晩ご飯になりました。
終。
******
リクエスト頂いてから半年も経ってますが、続編書けました。
甘々溺愛にする予定だったのに、コレジャナイ感満載⋯⋯。
ともだちにシェアしよう!