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ゆるふわ&あわもこ(14)

「ゆーた、ごめんてばぁ。ゆるしてよぅ」 体液やら何やらで汚れた体をキレイにして、お風呂場もささっとお掃除して、新しい熱いお湯に浸かってるよ。 もちろんゆーたと一緒なんだけど……。 ゆーたぁ……? 「俺、やだって言ったじゃん」 「ぅ、うん」 「とまりが見えないままでイくの、やだって」 「ごめん、ね?」 ゆーたはぷんぷんしながら僕に背中を向けてる。 お聞きの通り、バックのまま達しちゃったことにお怒りなのです。 ゆーたは普段から、あんまりバックは好きじゃない。 理由は、イク時に僕が見えないから。うふ、うふふふふ。 一番好きな体位は対面座位だよ。 ゆーた、僕のこと好き過ぎでしょ。 どーしよ。 拗ねてるゆーたの横顔見てたら、またちょっと血流が下半身に溜まり始めたんだけど。 よし。 ゆーたをくるっとこっち向かせて、キスをする。 「……うやむやにしようとしてない?」 ぅ、ぎくっ。 「ほら。とまり、今顔引きつった。俺、怒ってるんだからな」 うむぅ。 ゆーたは怒ると怖いのです。 「ゆ、ゆーたぁ……どうしたら赦してくれるの?」 「そんなの知らないよ。とまりが考えて」 ぅ、ぁーあーあ。 「と、とりあえず温まったし、お風呂あがろうか」 「……」 ゆーた、無言。 お湯から上がったゆーたの体を、ふわふわバスタオルで包んで水気を拭ってあげる。 あ、ダメだ僕。 絶対ゆーたは更に怒るだろうけど、その、僕、二回戦しないと落ち着けない。 ゆーたが怒ることなんて滅多にないから、怒り顔も好きだなって、呑気なこと考えちゃった。 は、ぁああ。僕の息子も同意見だって。 だってさぁ、ただでさえきりっと引き締まったゆーたの顔が、怒りで更にきりきりしてるんだよ? かっこいいを通り過ぎて美しい。 「……とまり?なんで勃ってんの?何考えてんの?」 ぎろって、ゆーたが僕の息子を叱ってる。 ごめんねぇ、ゆーた。 うちの愚息、欲望に忠実なの。 よし、決めた。 こうなったらもう平謝りに謝るしか、赦してもらう方法思いつかない。 だから、謝って、謝って、謝って、それで……らぶらぶえっちしよ? 今度はゆーたの好きな体位で。 うん、そうしよう。 となれば、善は急げだ。 「ねぇゆーたっ!」 本当に僕が悪かったって思ってる。 思ってるから……ちょっとゆーたの部屋でゆっくり話そう? そしたら仲直りできると思うの。ね?お願い!! ねぇゆーた、僕もゆーたのこと、大好きなんだよぉっっっ!

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